スタンダードダンスの技術向上への道
社交ダンスのスタンダードを美しく踊るためには、技術の向上はもちろんですが、細部への注意と何を意識しておくも大切です。
タンゴ以外は、優雅な雰囲気を感じながら踊りたいですね。そのためには、基本から応用まで、自分の経験とレベルに適した、幅広いスキルを磨く必要があります。
今日のブログでは、スタンダード(モダン)ダンスをより上手く、そして楽に踊るための重要な5つのポイントを紹介したいと思います。
これらのポイントを意識し、実践することで、ダンスの質の向上と、気持ちよく感じて踊ることに繋がると良いと思います。
スタンダード(モダン)を上手に踊るポイントについて書きたいと思います。先日のブログで書いた足を揃えるときの体重の管理以外のポイントを5つ挙げたいと思います。
1. PPからの1歩目、歩幅と体重の乗せ方
スタンダードのPPからの始めの一歩は非常に重要です。
PP(プロムナード・ポジション)からの歩幅と体重の移動は、2歩目以降の流れるような動きの基礎を作ります。
PPからの1歩目での両足の体重の配分と1歩目の歩幅の位置や大きさについて知識とテクニックを学びましょう。
2. 足の掛け方の技術 – ホイスクやターニングロック
ホイスクやターニングロックなどの場面では、足の掛け方が重要です。
まずは、深く掛けすぎない、ドスンと体重を一気に乗せないように足を掛けることが大切です。
この部分の動きは、体の柔軟性とバランス感覚を磨くことが大切ですが、踊っていることを気持ちよく感じられる部分でもあるので、時間を使って学びと練習する価値は高いと思います。
3. アウトサイドポジションでのスウェー
前進や後退の際にも、アウトサイドポジションでのスウェー(体の傾き)は重要です。このスウェーは、体のストレッチ感と背中の向きを整えることで、思っている以上に気持ちよく踊れるはずです。
正面に向き合って踊る時間が多い中で、アウトサイドポジションをいい感じに踊れるように、基礎的な理屈を学びましょう。
4. 腹筋と肩周りの筋肉の状態
ホールドや脚部に意識がいきがちですが、特に腹筋と肩周りの筋肉の状態を正しく知っておくことは大切です。
腹筋や肩周りのリラックス感と適度な筋肉の使い方は、姿勢を保ち、力強く優雅な動きを支えるために不可欠なポイントです。
腹筋と肩周りの筋肉群を意識することで、姿勢がよくなり、バランスが取りやすくなり、踊りやすくなります。
5. 呼吸の状態 – 呼吸を止めない
ダンス中の呼吸は、リズム感と体のリラックスを保つために重要です。
上手に踊れないところでは息が止まる傾向があると感じています。
上手に踊ることが先か、息を止めないことが先か、わからないぐらい、呼吸を止めないことは、大切です。
息を止めることなく、リズムや動作の表現に合わせて、呼吸することで、スムーズでリラックスした動きが可能になります。
学びの意識は基本、そして持続的な向上心が大切
これらの5つのポイントは、スタンダードダンスの技術を深めるための基本です。
それぞれの要素は、思いのほか深く、多くの要素を含んでいます。
先生や仲間、パートナーと一緒にこれらのポイントを確認し、基本に忠実な練習を行うことが、スタンダードダンスの技術向上につながると思います。このとき、難しすぎる理解は、避けましょう。
常に楽しみながら、少しずつ上達し、踊りをより楽に、そして上手にしていきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント