社交ダンス:ルンバ回転のコツ:肩の先行回転

肩の先行回転のコツを練習しよう

社交ダンスのルンバで、回転のキレと踊りやすさは、身体の回転の前に肩を回すことから動き始めることだと思います。

今日のブログでは、ルンバの回転をするときの肩の先行回転について書きたいと思います。

 

肩の回転を先行させるとは?

ルンバの回転では、全身の動きをスムーズにするために、肩の回転を先行させることが非常に重要です。

具体的には、次にステップしていく足(進む足)の方向に肩を向けて回転のエネルギーを準備して、その次に、身体より前に、肩を回転方向に回すという動きです。

体の回転の動きがよくなり軽い感覚で回転ができるようになります。

このテクニックに、ルンバのディレイトアクションと組み合わせることで、自分の中の感覚のキレの気持ちよさと、周りの人への見た目の魅力を高める回転になります。

 

具体的な動き:右足を前に出すとき

もう少し具体的に、動作を解説します。

右足を前に出すとき、右肩を後ろに引き、左肩を前に押し出すことで、体全体が自然と右回りの回転を始め、ステップした足に体重が半分ぐらい乗った部分で、ねじれを開放して左に回転するという動きです。

身体や顔、シューズの裏の回転よりも、肩を先に回転方向に回す感覚をスパイラルやスポットターンなどのステップを使って、たっぷりとシャドーで練習してみてください。

 

ルンバの回転のキレを見せるコツ

社交ダンスを踊っていてダンサーらしさを感じる場面の一つが回転です。

回転の最初に重要なことは、”回転のきっかけ”です。

ステップした足の方に肩周りを向けてエネルギーを溜める動作になります。

エネルギーをためてから、一気に肩の周りを逆方向へ回転しましょう。回転のきっかけと一気に肩を回すまでの流れがスムーズになるように練習しましょう。

回転の勢いが早くなればなるほど、回転中の”視線の向き”が重要になります。

回転中の視線を床と水平に保つことに注意しましょう。

回転中は、つい視線が下がりがちになるからです。

肩を使った回転のタイミングとバランスが良くなってきたら、シューズの裏の回転も注意することができるようになると思います。そうなると、身体の軸がズレにくく、良い回転になるはずです。

回転を始める際の肩の動きと、その後の足元の動きが一致することで、回転のキレが生まれます。回転が良くなると、もっと楽に回転できて自分の上達を感じると思います。

 

社交ダンスのルンバの回転の話でした。
”回転のきっかけ”と、その動きによってためたエネルギーを一気に肩を回すことに使いましょう。

さらに、視線を水平に保つこととシューズの裏の回転とも組み合わせることで、今まで以上にかっこよく回転できるように練習していきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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