「言いにくいこと」、溜め込んでいませんか?心地よい関係を築くヒロス流考え方
職場や家庭、友人関係、そして社交ダンスのパートナーシップにおいて、「本当はこう思っているんだけど、言いづらいな…」と感じた経験があると思います。
私たち(ヒロスとミスズ)は、静岡市清水区にあるヒロスダンススタジオで社交ダンスをレッスンをする中で、お互いが安心して本音を話せる環境がいかに大切かを日々実感しています。
率直な意見交換ができる雰囲気は、組織や個人の成長、そしてダンスの上達に不可欠なものです。
今日のブログでは、安心して話せる関係性が、社交ダンスや日常生活、ビジネスの場面にもたらす素晴らしい効果について、ヒロス流の考えを書いていきます。
なぜ「安心して話せる」環境が大切なのか?
職場の組織であれ、個人の関係であれ、社交ダンスの場面でも、本音や「これまで言いづらかったこと」を安心して話せる、そして聞ける環境は、成長と上達の土台だと思います。
素直な気持ちを共有することで成長できる
お互いが飾らない気持ちや考えていることをオープンに共有できれば、相手の意図、考えを深く理解し、共感に基づいた建設的な対話が生まれます。
それによって、組織全体の調和を高めるのはもちろん、個々がお互いを尊重し、学び合う関係性を築くことにも繋がり、成長・上達しやすくなります。
「心理的安全性」の重要性
「心理的安全性」という言葉がありますが、これはまさに、メンバーが不安や恥ずかしさを感じることなく、自分の意見や疑問を表明できる状態のことです。
このような環境があってこそ、考えの幅が広がり、人は積極的に行動し、挑戦できるようになれると思います。
社交ダンスで実感していること!相手との信頼関係が踊りを変える
社交ダンスは、二人で踊るので、ステップの考え方や踊り方だけでなく、優先順位や改善したいところなど、一つに意見をまとめる場面も多いです。だから、非常にコミュニケーションが重要なダンスです。
パートナーの「気づき」を尊重する
一緒に踊っていて、「何かおかしい?」と感じる瞬間があります。
それは、ステップのタイミングかもしれませんし、リードやフォローの強さかもしれません。
その小さな違和感を、パートナーが「言いづらいな」と感じることなく、安心して伝えられる関係性が大切です。
相手の気づきを尊重し、しっかりと耳を傾ける雰囲気があれば、「踊りにくかったステップ」について話し合い、改善策を一緒に考えることができます。
失敗を恐れず、改善を楽しむ
失敗や上手くいかなかったことをオープンに話し、「次はこうしてみよう!」と気軽に提案し合える関係は、上達につながる練習にとっても重要です。
意見や優先順位、考え方において、何事も、お互いを責めるのではなく、協力して問題を乗り越えようとする姿勢が、踊りの質を高め、二人の仲を良くするコツです。
ヒロスダンススタジオのレッスンで大切にしていること
私たちヒロスダンススタジオのレッスンでも、ヒロスとミスズの二人の関係においても、また、生徒さんとのコミュニケーションも非常に重視しています。
お客様(生徒さん)の「言いづらい」気持ちを生みたくない
私たちが何かをお伝えする際、お客様(生徒さん)が「ちょっと言いづらいな」と感じるかもしれない、と感じたら、すぐに表現を工夫するように心がけています。
生徒さんが安心してレッスンに集中できるよう、伝えたいことはすべて、受け取りやすい言葉を選んでお伝えするように努力しています。
質問しやすい雰囲気づくり
「こんなこと聞いてもいいのかな?」とお客様(生徒さん)がためらうことのないよう、いつでも気軽に質問できる雰囲気づくりを大切にしています。
分からないことをそのままにせず、その時、その場ですぐに聞いてもらいたいです。
「わからない」を大切にする勇気
社交ダンスに限らず、日常生活やビジネスの場面でも、慎重な言動を心がけていてもコミュニケーションエラーは起こります。
つまらない伝達ミスを防ぐために2つのことに注意するといいと思います。
1つ目:自分自身の「わからない」に敏感になる
まず大切なのは、自分が「何がわかっていないのか」を正確に把握しようとすることです。
決めつけてしまったり、曖昧な理解のまま進めてしまうと、後で大きな誤解や問題に繋がる可能性があります。
22つ目:相手の「わからない」に寛容になる
そして同時に、相手もまた「わからないこと」「知らないこと」が多いという事実を受け入れ、寛容になることが重要です。
人は誰でも、知らないことや理解できないことがあって当然です。
「そんなことも知らないの?」「聞いてなかったの?」「覚えていないの?」ではなく、「一緒に確認しよう」という姿勢が、円滑なコミュニケーションを生みます。
警戒心、不安をなくし心を開けば、問題解決もスムーズ
安心して話せて、安心して聞ける関係の中では、以下のようなポジティブな連鎖が生まれるはずです。
- 伝達不足が減る: 認識のズレや誤解が起こりにくくなります。
- 課題や目的を共有しやすくなる: 「できないこと」「わからないこと」「改善したいこと」を、気兼ねなくお互いに話せるようになります。
- 前向きに行動できる: 問題解決や改善のための行動に、心理的な負担なく、乗りよく協力して取り組める雰囲気が生まれます。
このように、心を開いてコミュニケーションをとることで、たとえ大きな問題であっても、一緒に前向きに取り組むことができ、共通の目標に向かって進んでいけると思います。
コミュニケーションが変われば、人生が変わる
安心して本音で語り合える関係性は、目標達成を助けるだけでなく、人間関係そのものをより良いものへと変えていきます。
そして、良好な人間関係は、社交ダンスや日常生活、ビジネスの場面でも私たちの人生のあらゆる場面において、気分良く、充実した時間をもたらしてくれるはずです。
これは、社交ダンスを通して私たちが学んだ、ヒロス流のコミュニケーション術であり、人生を豊かにするヒントでもあります。
ヒロスダンススタジオでは、社交ダンスのレッスンはもちろん、コミュニケーションを大切にしたスタジオ運営(レッスン)を心がけています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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