ネガティブ情動に対する言動の整え方

情動を抑えて礼節ある言動をとる

社交ダンスで学ぶ情動に対する礼節ある言動

社交ダンスが上手に踊れても

ビジネスで仕事ができても

礼節ある言動が大事です。
優しさ相手の心を軽くする思考のクセが大事です。

 

礼節ある言動ができるようになるには
どうしてもトレーニング練習が必要です。

 

そのトレーニング練習の場
学習の場
として社交ダンスをおすすめします。

日常生活やビジネスの場では
特に身近な人どうであればあるほど
礼節ないまま行動、仕事することが可能だから
日常生活やビジネスの場面より
社交ダンスの場面の方が、学びやすいです。

 

 

社交ダンスは
男女で踊るので
 「決めたい判断したい思考」が強い男性脳
 「聞いていもらいたい思考」が強い女性脳
が表面化する場面が多いです。

そんなとき
テクニックの差
知識の差
などから、相手に対するイライラなど
ネガティブな心の動き(情動)が働きます。

 

まず、

この情動は、
◆短時間の条件反射的な心の動きである

ということを事前にしっかりと知っておくことです。

◆短時間だったりその瞬間の感情だと
知っておくことです。

 

知っておけば
ちょっと我慢すれば気持ちが変わる
ちょっと我慢すれば反省と後悔しなくて済む

という理解に繋がります。

 

そうすれば

すぐにネガティブ情動をいちいち
言葉にして相手に言わなくなるはずです。

 

◆自分の情動のネガティブなことをとっさに相手に伝えない

という思考のクセづけが大事です。

 

・ムカついたことを相手にすぐにわからせたい
・相手に嫌な思いをさせてあげたい
・相手の発言を否定してあげたい
・相手の考え方を評価して見せつけたい

そんな言動を情動(短時間、その瞬間の思い)だけで
相手にすぐに言わないことです。

 

日常生活やビジネスでは
自分のネガティブな情動をすぐに伝えがちです。

もちろん距離感が近い人間関係という
前提の話です。

ここの問題は身近な人への態度こそ
「よく考えて!」ということです。

 

【ネガティブ情動(短時間、その瞬間)のできごとをすぐに相手に言動で伝えない】
というトレーニングの目的は

身近な人との関係において役立ちます。

 

距離感ある人間関係では
我慢できる言動ですが

一番自分にとって必要で
一番身近な人に対しては
我慢できない人が多いことが問題!

ということです。

 

距離感あれば、
ネガティブ情動を抑えて
礼節をもった言動ができて
相手の心を重くしない

ということができる。

 

一方
先程も話したように
身近で日々の生活や人生での
付き合いや関係が近い相手にには
ネガティブ言動を抑えられす
礼節の欠けた言動をとって
相手の心を重くする

という、異常事態が
身の回りでは多いように感じます。

 

それは、重大な問題だと思っています。

 

身近で大切な人ほど
情動(短時間、その瞬間)で
相手に嫌な思いをさせるという
ことはやめましょう。

日常生活でもビジネスでも
身近で大切な人ほど礼節もった言動を心がけるべきです。

 

社交ダンスは、
明るいダンス音楽を聞いて相手と手を組んで踊ります。

ちょっとステップを間違っただけ
ちょっと踊りにくかっただけで
ちょっとステップを忘れただけで

相手に対するネガティブな情動が
ちょこっと動きますが
ほぼ常にその直後の踊りにおいては
礼節をもった態度(踊り)を継続します。

 音楽と次のステップが
ネガティブな情動を抑えてくれるからです。

 

陽気な音楽チャチャチャやジルバ
優雅で穏やかな音楽のワルツやスローフォックストロット

を踊っている中、
自分の機嫌悪いことを相手にアピールしたり
相手にわざわざ嫌な態度をしめして踊ることはできません。

 

つまり、

情動(短時間、その瞬間)のネガティブ感情は
我慢できるというを社交ダンスで実感できるはずです。

 

・ネガティブ情動をすぐに言動に移さない
・ネガティブ情動はちょっとの我慢で処理できる

その思考のクセがつきやすいということです。

 

相手と楽しく社交ダンスをおどるためには
・相手の心を軽くしておきい
・ダンスの前後の時間でも優しい言動

にほぼ無意識的、自動的に取り組むことになります。

 

日常生活やビジネスの場面では
ふてくされた態度でも
ドタバタした態度でも
イライラした態度でも
行動や仕事を継続できます。
継続している人をちょくちょく見かけます。

 

しかし、

社交ダンスでは無理です。

いいダンス音楽と相手と組んで踊る中では
・ふてくされた態度で踊れません
・ドタバタした態度でも踊れません
・イライラした態度でも踊れません

ネガティブ情動の処理の仕方を社交ダンスのときに
なんども繰り返すことで

日常生活でも
ビジネスでも
ネガティブ情動をわざわざ相手にわからせる言動をとらない
思考のクセが身につくと思います。

 

情動に対してその都度、言動を取らず、

日常生活でも
ビジネスでも

社交ダンスのときと同じように
機嫌よく心軽く行動をとり

社交ダンスのときと同じように
機嫌よく心軽く仕事に取り組む

ということが大事だと思います。

 

社交ダンスで
情動を礼節でコントロールする
思考のクセが身につくといいと思います。

 

社交ダンスから学んだ
ヒロス流考え方でした。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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