ひとりで踊って、鍛えておく!社交ダンス「シャドー練習」のススメ
社交ダンスは、パートナーと二人で踊るダンス。だからこそ、「相手がいないと練習できない」と、思っていませんか?
一人で踊る「シャドー練習」は、二人で踊り際に踊りやすくする、「秘密の練習」という感じです。
「シャドー練習なんて、地味だし、つまらなそう」 「本当に、効果があるの?」「一人では、踊れそうもない」と思ってしまうかもしれません。
しかし、今日のブログを読めば、「シャドー練習」のメリットと、練習の際のポイントがわかると思います。
そして、今すぐ「シャドー練習」を始めたくなっていただけたら、嬉しいです。
なぜ「シャドー練習」が、効果的なのか?
「シャドー練習」には、以下のようなメリットがあります。
- 動きの「質」が向上する: パートナーと組んで踊る時、どうしても相手に頼ってしまったり、リード&フォローに気を取られたりして、自分の動きに集中できないことがあります。「シャドー練習」では、自分の体の動きだけに集中できるため、正しい身体の使い方を、しっかりと身につけることができます。
- 「体重移動」がスムーズになる: 足の運びや重心移動など、体重移動を意識しながら練習することで、よりスムーズで、安定したダンスに繋がります。
- 「体幹」が鍛えられる: ジャイブなど、一人で踊るステップでは、特に体幹を意識することが重要です。「シャドー練習」で、ボディを安定させることで、より表現力豊かなダンスを踊れるようになります。
- 「立ち方」と「バランス」が身につく: 一人で踊る時でも、ボディやホールドを意識することで、自分自身の立ち方とバランス感覚を養うことができます。
- 「男女の入れ替わり」がスムーズに シャドー練習によって、自分の動きをしっかりと把握することで、実際に男女で入れ替わる動作を行う際に、スムーズな動きだし、より良い踊りになります。
「シャドー練習」を、効果的に行うためのポイント
「シャドー練習」は、単にステップを覚えるだけでなく、
- 体重移動
- タイミング
- 身体全体を使った動き
- 身体で感じる感覚
を身につけるために、非常に重要です。
以下のポイントを意識して、効果的な「シャドー練習」を行いましょう。
- 「音楽」をかける: 実際に踊る時と同じように、音楽をかけて練習しましょう。音楽のリズムや雰囲気に合わせて踊ることで、より実践的な練習になります。
- 「イメージ」を大切に: パートナーと組んで踊っているイメージ、理想の動きをイメージしながら練習しましょう。
- 「鏡」を活用する: 自分の姿を鏡で確認しながら練習することで、姿勢や動きの癖を修正できます。
- 「動画」を撮影する: 自分のダンスを動画で撮影し、客観的に分析することで、改善点が見つかります。
- 「目標」を設定する: 「今日は、このステップの体重移動を完璧にする!」など、具体的な目標を設定して練習することで、モチベーションを維持できます。
さっそく試してみて!「シャドー練習」でこのステップ
ここでは、私たちヒロスとミスズがおすすめする、「シャドー練習」で効果を感じられるステップを、2つご紹介します。
1. ルンバ:ロープスピン
男性: 女性がスパイラル(回転)する部分をイメージしながら、しっかりと体重移動を行いましょう。 女性: 男性がリードしやすいように、そして、男性の後ろ側を歩く部分まで、しっかりとイメージして練習しましょう。
2. スタンダード(女性):斜めのラインを意識した練習
- まず、斜めのラインを作ることから始めましょう。
- 両肘、両肩が水平になるように、特に左サイドのストレッチ感を意識しながら行います。
- 肘を引きすぎないように注意しましょう。
- シャドーでは、自分の左手首の延長線上に視線を向けると、左を向きすぎるのを防ぐことができます。
「シャドー練習」で、もっと踊りやすくしましょう
「シャドー練習」は、男女問わず、社交ダンスの技術向上に、必要不可欠な練習方法です。
「相手と組んで踊りたい気持ち」は、よく分かります。しかし、ぜひ、「シャドー練習」の時間を、しっかりと確保しましょう。
「シャドー練習」で、自分の体と向き合い、動きの質を高めることが、パートナーと組んだ時の、踊りやすいダンスにしていきましょう。
私たちヒロス&ミスズは、あなたの「シャドー練習」を、そして、あなたのダンスを、全力で応援します!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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