社交ダンス上達への道! ホールド&コンタクトは重要
社交ダンスにおいて、ホールドとコンタクトはとても重要です。
特に、動きをパートナーと共有するためのリードやフォローにおいては、手や腕から伝わる情報が非常に重要な働きがあります。
しかし、ホールドやコンタクトは、単に「次のステップを伝える」ためだけのものだと思っていませんか?
今回は、体重移動や動きを共有するためのホールド&コンタクトについて考えていきたいと思います。
ステップの指示を超えた「コンタクト」で感じるもの
社交ダンスを踊るとき、「次はターニングロックですよ」「次のステップはアレマーナですよ」など、次のステップをホールドやコンタクトで伝えながら進めることが多いと思います。
そのため、どうしてもホールドとコンタクトの役割として「男性が次のステップを示し、女性はそれを察する」という意識が強くなってしまいがちです。
しかし、本当の意味でのホールド&コンタクトは、単にステップを共有するためだけのものではありません。
ホールドやコンタクトは、相手の体重移動やスウェー、ヒップ、股関節の動きなど、より繊細な情報を共有するための大切なものです。
相手の動きを感じ取るための3つのポイント
相手の体重移動やスウェー、ヒップ、股関節の動きを、ホールド&コンタクトを通して共有するために、
以下の3つのポイントを意識してください。
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男女がそれぞれしっかりと立つこと
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軸がぶれていては、相手の動きを感じ取ることができません。
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背骨に集中するのではなく、体重移動に合わせた身体の軸を意識すること
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体の軸を意識することで、スムーズな体重移動が可能になり、相手に動きを伝えやすくなります。
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コンタクトやホールドを通して、動きをかかとやつま先から頭まで伝えること
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部分的な動きではなく、体全体を使って動きを共有することで、相手に明確な情報を伝えられます。
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ホールド&コンタクトを通して一体感を楽しむ
これらの3つのポイントを意識することで、ホールド&コンタクトは、単なるステップの指示や理解だけでなく、より深い動きの共有ができるようになると思います。
ぜひ、次のステップを伝えるだけでなく、また、相手の動きを感じ、それに応える気持ちで、ホールド&コンタクトを行ってみてください。
きっと、今よりも、もっと社交ダンスを踊るときの相手との一体感が楽しくなるはずです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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