たとえ話の幅を広げて相手との共有を深めるコツ

社交ダンスで相手と共有を深めるためにたとえ話を増やそう

社交ダンスでは、レッスンや練習の場面でも、自分や相手の動きを説明するときに、”たとえ”を上手く使うことで相手との共有や理解が深まることがよくあります。

今回のブログ記事は、社交ダンスの動きをレッスンで説明する際や、練習のときの自分の踊りがどう踊りにくいのかを表現したり、相手の動きが自分に与える影響を分かりやすく相手に伝えるために、”たとえ”を使っていきましょう。という内容です。

”たとえ”の幅を広げて、たくさんの”たとえ”を使っていきましょう。

 

たとえを使った説明の効果

たとえを使って説明することは、社交ダンスの動きや相手との連携をより具体的にイメージしやすくなります。

また、相手の持っている知識や経験を踏まえた上でのたとえを使うことで、生徒さんや相手が理解しやすいたとえ話なるので、動きや感覚といったことが伝わりやすくなると思います。

相手の趣味や、自然現象、日常生活といった社交ダンスと全く関係ないことでも、例え話に利用できることもあると思います。

 

たとえば、濡れた手指の水を切るような動きをイメージ

たとえば、ラテンの手首から先の動きをキレよく、いい感じに指を広げた状態にする時に使うたとえとしては、「濡れた手の水をきるように振ってみて」という感じです。

手首の力を抜いて手を振った時に、手を止めてもらったときの、手首から先の形を完成形としてルンバのニューヨークや、他の種目で手を広げたときの形の説明に使うと良いと思います。

ラテンの手先の美しい形をたとえを使いながら、先生や仲間と手先の形を確認するといいともいます。

 

たとえを幅広く使うことで相手との共有が深まる

数字や感覚で表しにくい動きや状態を踊り手がどのような意識でいるのかを伝える時には、たとえをたくさん使うことで、相手との共有が深まると思います。

社交ダンスの専門用語だけでなく、社交ダンス以外の異なる視点、場面をイメージしながら、目の前の社交ダンスの動きを説明することで、相手が理解しやすい言葉やイメージを見つけることができ、踊り手が意識していることや、こうすれば上手にできるんだ、ということを理解しやすくなると思います。

 

自分の踊りをたとえで表現する

自分の踊りの悪い部分を説明する際にも、自分が感じていることを伝えるために”たとえ”を使うことで、先生や相手にも分かりやすく伝えやくなると思います。

例えば、「ドスンドスンとヒールが落ちてしまう」と言うより、「床がたっぷりと水を含んだ土だとしたら、ヒールが着く時に、泥水がビシャビシャ飛び散ってしまう感覚」というたとえ話で表現することで、先生や相手に、ヒールの下の空間を保つ動きができないという自分が感じているヒールの着き方を先生や仲間に、伝えることができると思います。

上手に伝えられれば、伝えられるほど、良いアドバスをもらいやすくなるので、たとえ話を駆使しながら、自分が感じている状態を伝えるようにしましょう。

 

このように、社交ダンスでの数字や言葉で表せない感覚や、自分が感じていることなどを相手に伝える時に、たとえを幅広く使用することで、相手との共有が深まると思います。
共有が深まれば、
・アドバイスももらいやすくなり、改善もしやすくなるはずです。
・上手い人がどのような感覚で踊っているのかもわかりやすくなります。

相手が理解しやすくて、面白いたとえ言葉やイメージを見つけることで、明るく楽しい会話になることも良い点だと思います。

たとえ話は、踊りの表現力、動きのキレや視線をよくするときにもとても役立つと思います。

 

社交ダンスでも、日常生活でも ビジネスでも、数字や用語で表せないことなどを説明する時に、たくさんのわかりやすい、たとえ話を利用して話すことを意識していくと良いと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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