柔軟性から生まれる美しい社交ダンス:ストレッチの必要性

ストレッチによる表現の向上

社交ダンスでは、音楽を表現するための全身の動きの滑らかさやキレが求められます。

そのためには、体の柔軟性が直接的な影響となる場合も多いと思います。

身体の柔軟性は、筋肉を伸ばすことで、関節の可動域が広がるので、ストレッチは、社交ダンスを気持ちよく踊るためにも役立つと思います。

 筋肉は、縮めて鍛えることをイメージしがちですが、伸ばすことによっても筋肉に負荷がかかり、筋力が高まるようです。

特にワルツのライズや、スタンダード種目のプロムナードポジションなど、また、ラテンの回転時手前のリアクションなど、特定の動きでは回転や動きのきっかけにおいて、身体の捻りやストレッチ感を生む柔軟性が求められます。

特に、首や肩、ボディーの周りのストレッチは、さまざまなステップの動きを滑らかにし、より表現豊かにするだけでなく、リードやフォローで相手に伝える動きもより良くなると思います。

 

ストレッチとダンスの基本

社交ダンスにおいて基本となるのは、頭で考えたイメージや動きの幅を、実際の身体のコントロールにおいて実現することだと思います。

上半身の捻りのストレッチの練習方法としては、首だけを左右に向けることから始め、次に、顔を正面に保ちながら肩とボディーを回転させるストレッチを行うことで、この能力を高めることができると思います。

また、ルンバウォークや回転時の動きにおいても、肩周りの柔軟性が重要となります。

両肩の前後の動きと上下の動きの可動域を広くするストレッチにより、社交ダンスの基本的な動作を生み出す体の柔軟性を高めることができます。

 

圧力を利用したストレッチ法

上半身のストレッチ感を生むためには、床との圧力を上手く利用することがポイントです。

足の指や足の裏をぎゅっと床に押し込む圧力を利用して行うストレッチは、ボディーや腕、肩周りの可動域を「滑らかに」広げるのに役立ちます。

床に近い部分から生まれたパワーを徐々に上半身に伝えていくストレッチをすることで、動きを止めない、継続した状態でのストレッチにつながり、より広い可動域となり、社交ダンスの表現力を高めることができて、気持ちよく踊れるようになると思います。

 

上半身の表現力を高め躍動感あふれる踊りへ

社交ダンスの美しさは、知識やテクニックだけでなく、それを表現できるための身体の柔軟性によっても大きく左右されます。

ダンス以外の時間に、ストレッチをすることによって身体の柔軟性を高めることは、社交ダンスのためだけでなく、健康づくりにもきっと役立つはずです。

日常生活で怪我を防ぎながら、なおかつ、社交ダンスの踊りも役立てるためにも、日々のストレッチを心がけましょう。

私たち(ヒロスとミスズ)も、この記事をきっかけに、ストレッチの時間を確保していきます。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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