タンゴの練習方法:スタンダードだけどラテンの要素も
社交ダンスのタンゴはスタンダードに分類されますが、ワルツやスローフォックストロットなど他の4種類とは多くの点で違いがあります。
スタンダードであるタンゴには、ラテンの要素も多く含まれているので、どのような点がラテンで学んだことが活かせるのか先生や仲間と情報共有すると良いと思います。
今回のブログでは、ヒロス流のタンゴの練習方法についてご紹介します。
タンゴのカウント:スローとクイックの理解
タンゴのカウントは通常、スローとクイックで練習されることが多いです。
ヒロス流のタンゴの練習では、1(いち)、2(に)のカウントを用いた練習をおすすめします。
スローは1、2のカウント、クイックは1や2のカウントと理解してください。
例えば、スロークイッククイックの場合は、スロー(1、2)クイック(1)クイック(2)となります。
特にスローの部分では、2つ(1,2)のカウントでステップするのではなく、1でステップを完了させる素早い足の動きを意識すると良いと思います。
中間バランスの重要性とスタッカートな動き
タンゴで一歩を踏み出す際には、中間バランスを意識した動きが重要になりますが、練習では、スローの1のカウントで一歩の踏み出しと体重移動を完了させ、タンゴ特有のスタッカートな動きを実感することが大切だと思います。
スローの1、クイック(1)、クイック(2)の際には、ワルツやスローフォックストロットのように振り出した足にすぐに後ろの足を引き寄せるのではなく、軸足のボールを床から離さずに残す練習をしましょう。
音楽との同期:擬態語の使用
音楽を流さずに1、2のカウントでタンゴの練習を繰り返し、タンゴらしい動きの感覚をつかんでください。
そして、実際に音楽を流して踊る際には、カウント1、2を心の中で口ずさむのではなく、音楽の抑揚やリズムに合わせて「ズン、ズン、パッ、パッ」や「タターン」「シュッ」といった擬態語を使い、音や動作、感覚を表現すると良いと思います。
この擬態語を口ずさみながら踊る方法はラテンダンスでの擬態語の使用に似ています。
今回のタンゴの練習方法として、1、2のカウントで練習し、後ろの足を残して踊ること、そして音楽に合わせて踊る際には擬態語を使って踊ることをヒロス流タンゴの練習方法として提案いたします。
次回のタンゴの練習では、ぜひこれらの方法を試してみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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