社交ダンス初心者へ:スムーズな踊り出しのためのガイド

社交ダンスの踊りだし動き出しの難しさ

社交ダンスを習い始めた方々が直面する最初の大きな課題は、踊り出しの瞬間です。

これは特にサンバにおいて目立ち、中級者でさえ、スタートのタイミングに苦労することが多いです。

適切なタイミングで動き出すことができなければ、ステップの切り替え(7&8)の部分で違和感が生じ、サンバの踊りの流れが乱れてしまいます。

踊りの初めは音楽との調和が大事

スムーズな踊り出しを実現するためのコツは、相手と組む前の音楽への集中にあると思います。

音楽が流れ始める前には、パートナーと直接組まず、適度な距離で対面し、まずは音楽をしっかりと聴くことが重要です。

この時、心の中で音楽のリズムに合わせてカウントし、「ゆっくりと」「丁寧に」パートナーと組むことが重要です。

また、動き出しの際、単に一歩を踏み出すタイミングを探るだけでなく、スタンダードダンスでは脚部を少し曲げる、ラテンダンスではヒップに体重をかけるタイミングを音楽に合わせることがコツです。

鼻歌混じりで踊り始められれば理想ですが、スタートに関しては、心の中で「1,2,3」や「SSQQ」などのカウントを繰り返しながら準備し、組んで、踊り始めることが効果的です。

 

スタート練習の時間を作ることも大切

いろいろな曲に合わせて、スタート部分だけを繰り返し練習することも、踊りだしの不安を小さくするために必要だと思います。

自分のカウントではなく、実際のいろいろ曲に合わせて、スタートのタイミングを掴む練習を行いましょう。

踊り出しの繰り返しの練習により、音楽と身体の調和が自然と身につくと思います。

 初心者の不安なことの一つである踊りだしは、踊りそのものの始まりであるので、踊りだしだけの練習も行い、スタートの不安やなかなか踊り出せないという問題を解決していきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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