ワルツのカウントの中の「と」の理解を深めよう
ワルツを気持ちよく優雅に踊るための、ライズ・アンド・フォールを上手に表現できることの重要性ついて、これまでのブログで特に2のことを書いてきました。
1つは、カウント2でライズのピークを迎えないこと、もう一つは、カウント1を強くしっかりと踊ることです。
今日のブログでは、もうひとつの具体的なテクニックについて書きます。
「1と」や「2と」や「3と」とカウントの「と」の部分の踊りについてです。
ライズ・アンド・フォールと連携した「と」のカウント
ワルツの動きにおいて、カウント「1」と「2」と「3」の間に挟まれる「と」の部分の理解も重要です。
優雅さや滑らかな移動を途切らせないようにするためにも、「と」の部分は重要です。
この「と」、すなわち「&」というカウントに、踊りの質を高め、踊りやすくするコツが隠れています。
具体的には、「1と」と言う際の「と」は、カウント1の延長として踊ること、「2と」の「と」はカウント2の動きに密接に連動し、「3と」の「と」はカウント3の一部として考えることが重要だと思います。
「1と」や「2と」や「3と」の「と」部分をスキップした動きや、「どすどす」した踊りにならないようにしましょう。
「と」の部分をどう踊るかを意識して踊ることで、移動とライズ・アンド・フォールの優雅さの動きが継続して踊れるようになると思います。
しかし、これを実現するには「1~3」の3歩の中で基本となるライズ・アンド・フォールの理解が重要です。「1~3」のライズ・アンド・フォールの基本動作に習熟して初めて、この「と」の部分の踊りの理解や、テクニックが役立つことになります。
踊りの質を左右する「と」の使い方
「1と」「2と」「3と」の部分での動き方は、踊り全体の印象を大きく変えることができます。
「と」の動きは、足元の処理だけでなく、体全体のライズ・アンド・フォールを通じて、シューズの位置や踊り方の技術が効果を発揮します。
「と」の部分を単なるカウントのための1歩と見なさず、大切な1歩として取り組むことで、ワルツの優雅さと流れるような動きにつながるはずです。
ワルツにおける「と」の部分の正しい理解と使い方は、そのステップの前後にも影響を与えます。
「と」の部分の細かなポイントに注意を払うことで、ワルツの優雅さを途切れることなく感じられると思います。
次回、社交ダンスを踊るときには、これらの「と」の部分に特に焦点を当ててみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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