社交ダンスにおける男女のバランス

男性と女性の役割分担

社交ダンスでは、一般的に男性のリードが重要視されています。

その意識の中では、男性の役割がほぼ100%であり、女性は、男性のリードを重要視し、一方、男性は、女性の動きをすべてコントロールしようとしがちです。

しかし、今回のブログで私が強調したいことは、男性がリードする割合を55%、女性がフォローする役割を45%に設定して、それぞれのパワーと役割分担で踊るのがよいということです。

特に、女性が外回りのステップを踊る場合は、男性が30%、女性が70%というぐらいにパワーバランスを意識して良いと思います。

 

女性の自己表現の大切さ

女性が男性のリードに頼りすぎたり、男性が女性の動きをすべてコントロールしようとすると、女性の活き活きとした表現が失われてしまいます。

スタンダードで女性が外回りで踊る場合やラテンでターンをする場合に置いては、特に、女性自身のバランスとタイミングで動くことで、女性は自らのリズムとパワーを発揮することができるようになると思います。

 

男女のパワーバランスの変化を意識して踊る

二人で踊っている中で、男性と女性の役割意識、踊りに必要なパワーバランスを変化させることが大切だと思います。

たとえば、女性が外回りのときには、女性のパワーを大きくし、男性のパワーを弱めるということです。

男性は、すべてをリードしようとせず、女性に自由な動きと表現を許すことが大切です。

一方で女性も、すべて男性のリードに頼らず、自らのバランスとタイミングを意識して踊ることが重要です。

更に、女性自身の意識と筋肉を使って、前進や後退、回転の動きする意識が大切です。

二人で組んで踊っているとき、、男女のパワーバランスと役割に変化をつけることを意識して踊ることで、より動きの良い社交ダンスを楽しむことができると思います。

次回踊る時は、この男女のバランス感覚を意識してみてください。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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