相手がどう感じているかを察すること

自分が感じてどうしたいかだけではダメ

自分が相手にどうリードするのかや
どうフォローしようか

という自分のことだけに意識を持っていては
上手に踊れません。

 また

相手がどのぐらいできるかなと
相手を見たり評価する姿勢が強すぎても
上手に踊れません。

 そこで意識に加えたいことが

◆相手が自分の動きをどう感じているのか
 を想像することです。

 

経験や立場の違いから
相手を評価することや
相手に評価されること

だけを意識するのではなく

上手な人や立場が上の人が
どのように自分を相手が評価しているかを
想像し察しようとする意識を加えることが大切です。

 

自分主体の努力や感覚を
研ぎ澄まして自分のコントロールに
意識を満たしてしまえばしまうほど

相手が自分の動きをどう感じているか

という相手による逆評価に気づきにくくなります。

 

自分がしっかり踊れば
自分の責任の範囲をしっかりこなせばいい

のではなく

あくまでも

自分の動きに対しての相手の反応
相手が自分のリードやフォローをどう感じているのかを

意識することで

・相手とコンタクトしている部分が
 適度な圧力に変わったりします。

・相手の動きや相手の体重移動や
 相手の股関節周りに動きを感じやすくなり
 リードやフォローがもっと楽に上手になると思います。

 

社交ダンスでも
日常生活でも
ビジネスでも

自分だけの頑張りや責任だけを考えるのではなく

相手からの逆評価、相手が感じているだろうということに
もっともっと意識を向けることで

相手の気持ちや動きに対して
より適切な自分の行動(踊り)ができるようになります。

相手の人が
「自分のことに関心をもっている」と
思ってもらえるぐらい
相手による自分への逆評価を想像すると
コミュニケーションもより良くなって
社交ダンスも日常生活もビジネスでも
相手や周りの人との一体感が増していくと思います。

恐れたり心配することなく
相手の逆評価への関心を持つこと

社交ダンスから学んだヒロス流考え方の話でした。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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