社交ダンスで褒められたら、戸惑うことなく喜びましょう!
社交ダンスのレッスンで、先生やパートナーから、
「すごく良くなりましたね!」 「今日の踊り、キレッキレでしたよ!」 「素晴らしい表現力ですね!」
そんな風に褒められた時、誰もがもっと、喜んで、気分良くして、自信につなげられるといいと思います。
褒められて、時には「嬉しい!」と素直に喜べる時もあれば、「まだまだです」と、謙遜してしまう時も、あると思います。
特に、誉め言葉を否定してしまう時は、もしかしたら、「自分にはそんなできていない」「ちょっとしたお世辞だろう」と、褒め言葉を、言葉通りに受け取れていないのかもしれません。
もちろん、私たち(ヒロスとミスズ)も、お客様(生徒さん)や、周りの人から褒められた時、「まだまだです」という言葉が、つい口から出てしまうことがあります。
しかし、「褒められた時に、素直に喜べない」という心の状態は、あなたの成長を妨げたり、気分を盛り上げる機会を失うことになる可能性があると思います。
今日のブログでは、社交ダンス、そして日常生活やビジネスの場面でも役立つ、「褒め言葉」との上手な付き合い方、そして、「自分で自分を褒める」ことの大切さについて、ヒロス流の考え方を、書いていきたいと思います。
なぜ、素直に喜べない?「自己評価」との関係
「褒められても、素直に喜べない」
その背景には、「自己評価」というものがが、大きく関係していると言われています。
「自己評価が低い」場合
- 自己肯定感が低い: 自分に自信がないため、「自分にはそんな価値はない」「お世辞だろう」と、褒め言葉を否定的に捉えてしまいがちです。
- 完璧主義: 理想が高く、「もっと上を目指さなければ」と、常に現状に満足できない状態です。
- 謙遜の美徳: 日本的な文化背景もあり、「謙遜することが美徳」という意識が強く、褒め言葉を素直に受け取ることが苦手な人が多いと思います。
「自己評価が高い」場合
- 向上心が高い: 現状に満足せず、常に高いレベルを目指しているため、褒め言葉を「通過点」として捉え、「まだまだ上を目指せる」という自信の表れとして、「まだまだです」という言葉が出るのかもしれません。
- 理想が高い: 理想のダンスレベルが非常に高く、現状とのギャップを感じているため、「まだまだ」という言葉が出ます。
- 自分に厳しい:向上心や理想が高い一方で、自分に厳しい一面もあり、褒め言葉を素直に受け入れにくい。
「褒め言葉」を、自分の元気につなげよう!
「まだまだです」という言葉の真意は、人それぞれ異なります。しかし、どちらの場合であっても、大切なのは、「褒め言葉」を、素直に受け止めることです。
なぜなら、褒め言葉は、あなたの成長と上達を認識することになり「元気の素」のようなものだからです。
- モチベーションアップ: 褒められることで、やる気が高まり、さらに上達しようという意欲が湧いてきます。
- 自信に繋がる: 自分の成長と上達ポイントがわかり、自信を持つことができます。
- 良い部分を再認識: 自分の踊りが良くなった部分や、改善した結果に気づくことができます。
いろいろな考えを持ちながらも、私たち(ヒロスとミスズ)は、お客様(生徒さん)の「まだまだです」という気持ちを、まずは自然に受け入れています。
なぜならば、その言葉の裏には、「もっと上手くなりたい」という向上心が隠れていることを、私たちは知っているからです。
その次に、具体的な改善点や、努力によって得られた上達した部分を、具体的に伝えることで、お客様(生徒さん)のモチベーションを高めていきたいと思っています。
「自分で自分を褒める」習慣を!
そして、もう一つ、大切なことがあります。それは、「自分で自分を褒める」習慣をつけることだと思います。
周りから褒められるのを待つのではなく、自分自身で、自分の上達を認め、褒めてあげる。
そうすることで、自己肯定感が高まり、自信を持って、楽しくレッスンや練習に取り組めるはずです。
例えば、レッスン後、
- 「今日は、先週よりも、軸が安定していた!」
- 「苦手なステップ、前よりスムーズに踊れた!」
- 「移動を意識した踊りができた!」
など、どんな小さなことでも構いません。「できたこと」「良くなったこと」を見つけて、心の中で、自分を褒めてあげましょう。
「褒め言葉」を味方につけて、もっと元気になろう!
社交ダンスでも、日常生活でも、ビジネスでも、「褒め言葉」は、あなたの成長を後押しする、強力なエネルギーとなるはずです。
「褒められたら、素直に喜ぶ」
「自分で自分を褒める」
社交ダンスだけでなく、日常生活やビジネスの場面でも、この2つを意識するだけで、自分の心は、もっと軽やかに、もっと前向きになり、元気になると思います。
レッスン含め、日々を気分良く生活していきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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