「早く上達したい!」その気持ち、良くわかります!
社交ダンスのレッスンや練習に、熱心に取り組んでいる方が、気持ちを少し楽にして楽しく学び、レッスンや練習を続けていくためのアドバイスを書いていきたいと思います。
「もっと早く上達したい!」 「周りの人に追いつきたい!」
そんな風に、焦りを感じてしまうことがあると思います。
もちろん、向上心を持つことは、とても素晴らしいことです。しかし、社交ダンスの上達には、「時間」と、「あなた自身のペースで」ということが、何よりも大切だと思います。
今日のブログでは、社交ダンスにおける「時間」と「目標レベル」の多様性について書いていきたいと思います。そして、焦らず、他人と比較せず、自分自身のペースで楽しむことの重要性についても触れたいと思います。
ある程度の「時間」は必要で、その時間は、人それぞれ違う
社交ダンスは、二人で踊るダンスです。相手と自分の経験も踊れるようになる時間も違うものです。
だから、「自分も相手も、上達には時間が必要」という視点を持つことが、非常に大切です。
二人のペースは、違って当たり前
相手と二人で踊る社交ダンスでは、自分と相手の上達スピードが、常に同じとは限りません。
どちらかが早く上達したり、得意なステップが違ったりすることは、自然なことです。
大切なのは、お互いの上達のペースを尊重し、進みが早い人が歩み寄る姿勢を持つことが大切です。
例えば、自分が早くステップを覚えられても、相手が苦労している場合は、焦らせずに、一緒に練習したり、相手のペースを尊重して、ゆっくりと教え合ったりすることが大切です。
グループレッスン、サークルでは、周りと比べないで!
グループレッスンやサークル活動では、経験やレベルの異なる、様々な仲間と一緒に踊ります。
そんな時、周りの人と比べて、「自分はまだまだ」と落ち込んでしまったり、焦らないでいただきたいです。
始めた時期も、目的も、体力も人それぞれだから、周りの人と比べる必要は、全くありません!
それぞれのペースで、それぞれの目標に向かって、ダンスを楽しめば良いです。
決まった相手と組んでいる場合「共通の目標」があると良い。
二人で、あるいは仲間と、「どんなダンスを踊りたいか」「どこまで上達したいか」といった、共通の目標を持つことで、レッスンや練習内容に納得感が持てて、モチベーションを維持しやすくなります。
目標を共有することで、踊りの大きさや覚えたいステップの難易度、練習の方向性も定まり、お互いに協力しやすくなると思います。
「目標レベル」は、人それぞれで良い!
「やればできる」確かに、努力は大切です。しかし、社交ダンスは、難しい部分もあります。
「やれば、誰でも、何でもできる」わけではありません。
社交ダンスを始める理由も、目標とするレベルも、人それぞれです。
- 健康維持のため
- 運動不足解消のため
- 趣味として楽しむため
- 競技会出場を目指す
- 健康長寿、老後の健康づくりのため
など、様々な目標があって良いです。
「できること」には、個人差がある
運動神経、リズム感、体力、柔軟性、学習能力など、ダンスの上達に関わる要素は、人によって異なります。
自分の経験や体力に合わせることが大切です。全ての人が、同じように高いレベルを目指すものではないです。
「時間的制約」も、人それぞれ
そもそも、レッスンや練習時間を見てみても、仕事や家庭の事情など、練習に費やせる時間も、人それぞれ異なります。
限られた時間の中で、無理のない範囲で、効果的なレッスンや練習をする必要がありますが、時間的な制約が、目標レベルに影響を与える可能性があることを理解し合うことも大切なことです。
「好き」と「得意」は、違って良い
社交ダンスは、多くの種目があります。
例えば、社交ダンスが好きでも、必ずしも全てのステップやスタイルが得意とは限りません。得意な種目、そうでない種目があるのは、自然なことです。
テンポが早かったり、好みの違いがある中、無理に全てを完璧にしようとするのではなく、自分の得意な種目、好きな種目を伸ばしていくことが良いと思います。
「踊れるようになる」の定義も、人それぞれ!
「簡単なステップで、音楽に合わせて楽しく踊れるようになる」ことを目標とする人もいれば、「高度なテクニックを駆使して、理想の踊りを目指す」人もいます。
自分や相手、仲間がどのような踊りになれば、「踊れるようになった」と定義するのかを明確にすること共有することも楽しレッスンや練習にするために、大切なことだと思います。
上達している「過程」を楽しみ、足るを知る意識で「今」を大切に
社交ダンスの上達には、時間がかかります。そして、目標レベルは人それぞれであり、全てが思い通りになるわけではありません。
だからこそ、
- 周りの人と比べず、自分のペースで
- 現実的な目標を設定し
- 継続的なレッスンや練習で、
- ダンスそのものを楽しみ
- 上手になっている部分を認め、褒め合い
焦らず、諦めず、そして何よりも社交ダンスを楽しみながら、「上達していく過程」そのものを、大切にシていきましょう。
「自分らしいダンス」で、焦らず、無理せず、楽しく踊っていきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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