右手の位置と向きの重要性
社交ダンスにおいて、男性のスタンダードのシャドー練習では、右手の手のひらの位置と向きが非常に重要です。
実際の相手がいると想定してシャドー練習を行うことが大切ですが、相手がいない状況でホールドを意識するのは難しいことが多いです。
そこで、今回はホールドを意識した練習に役立つ効果的な方法をご紹介します。
板を使ったシャドー練習の方法
ホールドを意識するために、B5サイズぐらいの板を使った練習方法があります。次の手順で行ってみてください:
- 板の準備: B5サイズぐらいの板を用意します。
- 板の位置: 手のひらとボディの間に板を挟みます。
- ホールドの維持: 右手の手のひらがボディの中心に寄せられるようにします。
- 板が床と並行:板を水平に保ち、手のひらとボディの面も平行にします。
練習のポイント
- 手のひらとボディを並行に: 右手の手のひらは、相手と組んでいるときもボディの中心に寄せた位置が理想です。これにより、ホールドの安定性が増します。
- 右腕の動きに注意: 右腕が右方向に動くと、板とボディの接触部分の片側が開くことがあります。この変化により、ホールドのズレをすぐに感じ取れます。
- ボディでリード: 板を挟んだホールドでシャドー練習を行うことで、ボディを使った動きやリードを意識しやすくなります。普段、必要以上に右手に頼って踊ってしまっていることに気づけると思います。
板を使った練習の効果
板を使ったシャドー練習を続けることで、ホールドの安定性を高めることができます。
また、腕ではなくボディでリードする感覚を鍛えることができるため、PPの際にボディーが開き過ぎないリードが可能になります。
良い板を見つけて、ぜひこの練習法を試してみてください。
右手の位置と向きを意識したシャドー練習は、普段の右腕の使いすぎやホールドの崩れに気づくことがことができるので、ホールドを鍛える連取としても効果的です。
板を使った練習法を取り入れることで、ホールドの安定性を高め、ボディでのリードする感覚を身につけましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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