社交ダンスの踊りと気持ちの関係
社交ダンスは、カウントや足の位置や踊り方というただ踊るだけではなく、心理的な側面である緊張感や余裕という気持ちの影響も大きいと思います。
気持ちや感情を種目ごとの音楽の質感に合わせると気持ちよく踊れます。
その感覚は、各種目の音楽を作り出す指揮者や演奏者と同じような気持ちになって踊れると音楽にあった踊りになると思います。
ルンバは愛情の表現、タンゴやパソドブレは、強い感情が必要です。ワルツは、優雅な表情がふさわしく、チャチャチャやジルバは、笑顔で踊る。そんなときに、音楽と顔の表情、そして気持ちが一致すると、社交ダンスをより楽しく踊れます。
つまり、踊っているときの自分の気持ちがどのように影響を及ぼすかを理解することは、より良い踊りにつながると思います。
今回のブログ記事では、社交ダンスを踊るときの気持ちについて書きたいと思います。
種目による気持ちの違い
社交ダンスを踊るとき、心地よさや自信、踊りにくさと苦手意識は種目によって違うという人は、多いと思います。
自分が好きな種目や得意な種目ではリラックスして踊るのに、苦手な種目では緊張して踊っている状態だと思います。
今度社交ダンスを踊るとき、種目や踊る相手によって自分の気持ちが緊張しているのかリラックスできているのかをじっくりと感じてみてください。
違いがわかったら、踊りやすいリラックスできている気持ちを基本にして他の種目のときも、同じ気持ちと身体の状態になるように心がけることができると思います。
種目が変わったとき、その音楽（種目）の特徴を意識して踊ることは大切ですが、気持ちの面では、好きな踊りやリラックスできる踊りのときと同じ状態を保つことに心がけるといいと思います。
踊る機会が少ない種目や技術的に不得意な種目であっても、好きで上手に踊れる種目と同じ気持ちを持つことです。
同じ曲なのに種目が変わると踊りづらい？
例えば、踊り慣れていて、音楽に乗りやすいブルースでは気持ちよく踊れているのに、同じ曲でスローフォックストロットではリズムに乗って踊れていない人が多いように感じます。
ステップや踊り方に問題があるときもあると思いますが、スローフォックストロットに対する緊張感や不得意意識からくる心配した気持ちが、音楽集中できない状態を生み出していることが多いと思います。
そこで、今回のテーマである気持ちをコントロールすることで、スローフォックストロットもブルースと同じように音楽に乗りやすくなるはずです。
自分の気持の状態、自分自身の観察が大切
社交ダンスを踊る自分、普段の生活を送る自分、ビジネスの場での自分。
状況や場面が変わっても、これら全ては同じ自分です。
本来の自分や自分らしさは、どういう状態なのかを理解し、その自分らしさを日常生活に取り入れることで、よりリラックスした状態で生活できると思います。
自分らしさや本来の自分の見つけ方
健康づくりや趣味の社交ダンスを通じて、本来の自分や自分らしさを再確認することできると思います。
なぜならば、自分が好きなことや楽しいことに取り組んでいる時、余計なことを考えず、その瞬間のことだけに集中しているからです。
このとき、その場にあった自分を演じてしまったりせず、また、自分をごまかしていない状態で本当の自分に要られると思います。
自分が好きで楽しいということに没頭することができる何かをみつけることが重要だと思います。
そして、その好きで楽しいことに取り組んでいるときは、機嫌もよく、前向きな気持ちであり、脳も創造性豊かになり、いい感じの本来の自分に出会えると思います。
状況やその時の自分の役割で、コロコロと自分の気持ちを変化させることなく、自分らしさを一定に保つことで、本来の自分、自分らしさを感じながら過ごせると思います。
社交ダンスでも、日常生活でも、ビジネスでも自分らしさを一定に保つことを意識して過ごせたらいいと思います。
社交ダンスから学んだ、ヒロス流考え方の話でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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