ルンバのヒップムーブメントの話
社交ダンス「ルンバ」の話です。理想的な腰の動きを生み出すテクニックを知って、気持ちよく踊るためのヒロス流社交ダンスのコツの話です。
ルンバの特徴を表現するために、足の位置やカウントだけでなく、ヒップ、腰の動きをマスターすることがとても大切です。
４～１のリズムを際立たせるためにも腰の回転や動きについてテクニックとコツを伝えたいと思います。
腰の動き
腰の動きの方向についてですが、左後ろから右前、右後ろから左前の方向に動かすことが基本です。
１．左後ろから右前に骨盤と体重を移動：骨盤だけを見れば骨盤の動きは横移動
２．右前の腰を回転させて、右後ろに骨盤を持っていく：つま先からかかとへの体重移動
３．右後ろから左前に体重と骨盤を移動：骨盤だけを見れば骨盤は横移動
４．腰を回転させて、左後ろに体重と骨盤を移動
つまり、つま先からかかとへの体重を移す骨盤の回転の動きと、反対側の足に体重を移す骨盤の横移動の動きがあるということです。
常に８の字を描くようにするのではなく、骨盤が回転している部分と骨盤が移動する部分を分けて、ヒップの動きを練習すると良いです。
つま先体重からかかとへの体重移動するときの骨盤の回転、かかと体重から反対側の足のつま先へ体重を移すときの骨盤の横方向への移動ということです。
くねくね回し続けるのではなく、今、腰が回転している！、今、腰が横に移動している！ということを意識しながら、できるだけゆっくりとヒップの動きを練習するといいです。
ヒップの動きを練習する時、姿勢とバランスだけでなく、骨盤を水平に保った状態を維持するように注意して行いましょう。
骨盤のお腹側が下がり、お尻側があがった状態でなく、骨盤は、フロアーと水平に保ちながらということも大切なことです。
おへその下を引き上げて練習をしていきましょう。
音楽やルーティンをこなしながら、なめらかにヒップを動かし続けることは難しいです。
そのため、音楽を流さない中での、地味な練習を繰り返すしかないと思います。
ルンバの特徴を表現し、音楽にのって楽しく踊るためにも、ヒップの動きをたっぷりと練習しましょう。
足の位置、カウントだけではなく、腰の動きを上達させることで、今よりももっと気持ちよくルンバが踊れるようになると思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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