覚えなきゃ」は少なめに!社交ダンスは”心地よい感覚”で上手くなる|ヒロス流レッスン術

「ちゃんと覚えないと…」レッスンで力んでいませんか?

社交ダンスのレッスン。先生からのアドバイスを一生懸命メモしたり、「忘れないようにしなきゃ!」と頭の中で何度も繰り返したり… そんな風に、少し力んでレッスンを受けていませんか?

もちろん、テクニックやコツを学ぶことは大切です。私たちヒロスダンススタジオでも、皆さんの上達のために様々なアドバイスをお伝えする時間は多いです。

しかし、私たち(ヒロスとミスズ)がそれ以上に大切にしているのは、レッスンを「勉強」や「暗記」の時間と捉えるのではなく、もっとシンプルに「踊ることを楽しむ」時間として、そして「心地よい感覚を味わう」時間として過ごしていただくことです。

今回は、なぜ「暗記」よりも「感覚」が大切なのか、そして、もっとリラックスしてレッスンを楽しむためのヒロス流の考え方について書いていきます。

レッスンの目的は「記憶力テスト」じゃない! : 「覚える」プレッシャーからの解放

先生から新しいステップや動きのコツを教わると、「ちゃんと覚えなきゃ!」「忘れたくない…」そんなことを感じてしまうこともあるかもしれません。

でも、あまり気にしすぎないでください。

レッスンは記憶力を試すテストのようなものではありません。

大切なのは、アドバイスの言葉を一字一句記憶することよりも、そのアドバイスによって、あなたの踊りがどう変わるのか、どんな「感覚」が得られるのかを、心と体でしっかりと味わうことです。

ですから、まずは「全部覚えなきゃ!」という肩の荷物を、少し下ろしてレッスンを気軽に楽しんでください。

アドバイスは「一瞬のものでよい」? : まずは試して、”良い感じ”を味わおう!

先生や仲間から「こうしてみてください」とアドバイスを受けたら、難しく考えずに、まずはそれを「試してみる」ことが大切です。

軽い気持ちで、実験的にやってみるという感覚で、素直にその通りに体を動かしてみてください。

そして、その時に一番大切にしてほしいのが、動いてみた時の「あなたの感覚」です。

  • 「あ、なんだか踊りやすい!
  • 「前よりバランスが取りやすいかも!」
  • 「体がスムーズに動く感じがする!」
  • 「この動き、気持ちいい!楽しい!

もし、そんなポジティブな感覚が少しでも生まれたなら、それがその時のレッスンの最大の収穫です!

アドバイスの内容を完璧に覚えることよりも、この「良い感じ」の感覚そのものを、しっかりと心と体で味わうこと。それをレッスンの目的にしてみてください。

「心地いい!」が繰り返されれば、自然と自分のものになる

「でも、感覚だけだと、すぐに忘れちゃいませんか?」 そう心配に思うかもしれません。

でも、不思議なもので、「心地よい」と感じた動きや、「楽だ」と感じたバランスは、無理に頭で覚えようとしなくても、体が自然と記憶してくれることが多いように感じます。

 気持ちの良い動きは、繰り返し体験する中で、少しずつ、そして確実にあなたの体に染み込んでいくはずです。

焦って暗記しようとする必要はありません。

レッスンの中で、「あ、またあの良い感じ!」「この動き、前より楽になった!」という瞬間を何度も何度も味わっていれば、それが自然と自分の踊り方になっていきます。

暗記ではなく、「心地よい体験の積み重ね」が、無理のない、本当の上達に繋がると思います。

レッスンは「楽しむ」時間! : 心と体の心地よさを最優先に

社交ダンスの技術や知識を学ぶことは、もちろん大切で、学ぶことそれ自体も楽しいものです。

しかし、ダンスというものは、「音楽に合わせて体を動かす喜び」「パートナーと踊る楽しさ」があることを、とにかく大切にしてもらいたいです。

私たちヒロスダンススタジオの願いは、お客様(生徒さん)に、テクニックを覚える、暗記することに追われるのではなく、リラックスして、気持ちよく、そして心からレッスンを楽しんでいただくことです。

アドバイスは、「覚えなきゃいけないもの」ではなく、「もっと楽に、もっと楽しく踊るためのヒント」

そんな風に捉えて、これからもレッスンを受けてみてください。

頭でっかちにならず、心と体で、その瞬間の「心地よさ」を存分に味わう

それが、社交ダンスを長く、気楽に楽しむための、そして、一番自然に上達していくための、ヒロス流の考え方です。

次回のレッスンも気軽に、楽しく踊って、ゆっくりと踊りやすくしていきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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