管理できないから対応力と判断力が大事
社交ダンスは、上手に踊ろうとしても
管理できないことばかりです。
◆男性リーダーが
完璧なリードをしても
フォローする女性の
動きを完全には管理できません。
◆カップルが完璧な
ルーティン(ステップの順番)で
踊っても、周りのカップルや
スペースの影響で
完全には管理できません。
◆調子がいい日
調子が悪い日があるけれど
それも管理できません。
◆ゆっくりならコントロール
できる腕やボディーの位置や動きも
音楽を流したり、相手と組むと
位置や動きが変わってしまいます。
社交ダンスでも
日常生活でも
ビジネスでも
自分が完璧を目指しても
ほぼすべてがその完璧さと
同程度の完璧さが管理できないことばかりです。
完璧な管理は無理でも理想や目標を目指すこと
社交ダンスは、二人で踊るので
たった一歩のステップでも
女性の回転でも
自分の動きも相手の動きも
管理できないことばかりです。
動きを始めるタイミング
シュッと回る勢いなど
管理できないズレや動きが
多いです。
練習やレッスンで
完璧や理想を知って
目指す努力は大事です。
タイミングを二人であわせること
手の位置、足の位置
頭の位置、スウェイの程度も
そもそも
知識と練習=反復で
理想と完璧を目指す気持ちは
大事です。
だけど
自分の動きも相手の動きが
管理できません。
今、この一瞬の管理を
目指しても
今、この一瞬は、
文字通り、時間的も1秒もない
点のような時間です。
そして、その1秒もないその先は
未来であり予測が難しいことです。
完璧な管理=完璧な未来予測
という感覚だと思います。
「理想と完璧」より「修正力と対応力」の強化を目指す
社交ダンスの上級になると
おおくのステップを身につけていると思います。
このレベルになると
上級から達人レベルを目指して
理想や完璧さを求めるようになると思います。
このときに
修正力と対応力の差が出てきます。
社交ダンスは、
相手や周りの状況で
回転量をおおくしたり
ステップを選択したり
といった
修正と対応力が問われます。
ややオーバーな言い方ですと
二度と同じようには踊れないという
感じです。
だから、
正規の踊り、理想の踊りだけでは
気持ちよく踊れません。
相手の動き、その場の状況を
まずは、把握して
ステップの順番
動きの大きさ
タイミング
回転量の調整
などの
修正と対応が必要です。
社交ダンスでも
日常生活でも
ビジネスでも
理想と完璧に近づくには
一瞬にして流れていく
今、この瞬間の
動きと状況を
・判断して
・修正して
・対応する
ということができるための
知識やテクニックを
備えておくことが
大事だと思います。
今日のブログは、社交ダンスでまなんだ
ヒロス流考え方
理想や完璧をめざすことは
修正力や対応力を磨き上げることが大切
という話でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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