パートナーとの「学び合い」が、二人を成長させる
二人で組んで踊る社交ダンスでは、お互いの意見を伝え合い、教え合う場面が自然と多くなります。
特に、一緒に組んで踊る頻度が高いパートナーや、決まった相手と組んでいる場合、リードやフォローについて、改善点や要望を伝え合うことは、日常茶飯事です。
しかし、この「教え合う」という行為は、実はとても繊細なコミュニケーションです。身近な関係であればあるほど、伝え方、受け取り方一つで、関係性にひびが入ってしまう可能性もあります。
今日のブログでは、社交ダンスから学んだヒロス流考え方として、教え合う場面で最も大切な、聞き手側の「素直さ」と「謙虚さ」について、そしてそれを引き出すための、伝え手側の配慮について書いていきたいと思います。
「教える側」の配慮:冷静さとタイミング
もちろん、教える側(伝える側)の話し方や、伝えるタイミングは非常に重要です。「上から目線」にならないよう、冷静な状態で、相手の状況を見極めながら、言葉を選ぶ必要があります。
特に注意したいのは、「相手が注意されたり、反論されたり、指摘されたりした直後」です。
このような時、人は感情的になりやすく、素直にアドバイスを受け入れられないことが多いものです。
教える側は、相手の感情が落ち着くまで待つ、あるいは、別の機会に改めて伝えるなどの、タイミングを計る配慮が必要です。
「教わる側」の心構え:素直さと謙虚さを鍛える
しかし、いくら教える側が配慮しても、教わる側(聞き手)に、素直に聞く姿勢、謙虚に学ぶ姿勢がなければ、せっかくのアドバイスも、相手の心には届きません。
私たちヒロス&ミスズは、自分が教えらる場面(聞き手)の立場になったときこそ、「自分の素直さと謙虚さを鍛える稽古の場」と捉えることが重要だと考えています。
- 「自分はまだまだ未熟である」という意識を持つ
- 「相手は自分のために言ってくれている」と感謝する
- 「何か一つでも、学びを得よう」と前向きに考える
このような心構えで、相手のアドバイスに耳を傾ければ、きっと、新たな気づきや、成長のヒントが得られるはずです。
素直で謙虚な「聞き手」は、成長が早い!
素直で謙虚な聞き手は、周りからのアドバイスや意見を、スポンジのように吸収することができます。そのため、当然、成長も早いです。
さらに、素直で謙虚な姿勢は、周りの人からも好感を持たれ、より多くの「教え」や「学び」の機会を引き寄せます。
つまり、素直で謙虚であればあるほど、成長のチャンスがどんどん増えていく。はずです。
社交ダンスで「素直さ」と「謙虚さ」を磨こう
まずは、社交ダンスの場面で、「素直さ」と「謙虚さ」を意識することから始めてみるといいと思います。
いつものパートナーや、仲間からアドバイスをもらった時、「ありがとう」「なるほど、そういう考え方もあるんだね」と、素直に受け止める。そして、「次は、意識してやってみるよ」と、前向きに取り組む。
この積み重ねが、あなたのダンスを上達させるだけでなく、人間的な成長にもつながります。
そして、社交ダンスで磨いた「素直さ」と「謙虚さ」は、日常生活やビジネスの場面でも、きっとあなたの力になってくれるはずです。
素直さと謙虚さで、ダンスも人生も豊かに
社交ダンスは、二人で踊るからこそ、学び合い、高め合える素晴らしいダンスです。そして、その学び合いの場で最も大切なのが、「素直さ」と「謙虚さ」だと思います。
今日ご紹介したヒロス流の考え方を参考に、「素直で謙虚な聞き手」を目指してもらえたらうれしいです。そうすれば、あなたのダンスも、そして人生も、より豊かに、より輝きを増していくと思います。
私たちヒロス&ミスズも、常に素直で謙虚な姿勢を忘れずに、皆様のダンスライフを全力でサポートしていきます!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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