社交ダンス・ワルツ:ランニングスピンターン

ワルツの動きの変化をつけるステップ

社交ダンス・ワルツのステップの中でも、ランニングスピンターンは、軽快でスピード感のある動きのあるステップです。

優雅で流れるようなワルツに、アクセントと変化を加えるステップとして、多くのルーティンに入っていると思います。

今回は、ランニングスピンターンを美しく、そして気持ち良く踊るためのコツをヒロス流の視点から書いていきたいと思います。

ナチュラルスピンターンとの違いを理解する

ランニングスピンターンをマスターする上で重要なのは、踊り慣れたナチュラルスピンターンとの違いを理解することです。

ナチュラルスピンターンのカウントは「1, 2, 3」ですが、ランニングスピンターンのカウントは「1と2, 3」となります。

そのため、ランニングスピンターンでは、ナチュラルスピンターンのように大きく踊るのではなく、小さくコンパクトに踊ることを意識しましょう。

コンパクトに踊ることで、回転スピードが速くなり、「1と2」の部分が音楽に遅れることなく、スムーズに踊ることができます。

また、回転スピードが速いため、スウェイを意識して動くことで、よりバランス良く踊りやすくなると思います。

意識したいポイント

以下のポイントを意識することで、より美しく、気持ちよく、そして踊りやすいランニングスピンターンを踊れるようになると思います。

  • 水平な回転から、スウェイを加えた回転へ: ナチュラルスピンターンでは、男性の上半身は水平な状態を保ちながら回転するとしたら、ランニングスピンターンでは、スウェイを加えることで、回転のスピードと動きを表現でき、バランスを取りやすくなります。

  • カウント「3」から「1」へのスムーズな移行:通常のワルツでは、カウント「3」と「1」は分けた感じで踊りますが、ランニングスピンターンの場合は、前のステップ(ナチュラルターン)のカウント「3」から、次のランニングスピンターンのカウント「1」への体重移動をスムーズに行うことが重要になります。そうすることで、次のステップへの準備を意識することで、バランスを崩さずに、ランニングスピンターンへと流れるように繋げることができます。

ワルツのリズムの変化を楽しむ

「1, 2, 3」というワルツの基本的なカウントの中に、「1と2, 3」や「1, 2と3」といったカウントのステップを組み込むことで、回転や移動のスピードに変化が生まれます。

この変化が、ワルツをより楽しく、より気持ちよく感じて踊れると思います。

ランニングスピンターンは、ワルツに移動のスピード感と変化を与える、魅力的なステップです。

ご紹介したポイントを意識しながら練習することで、ランニングスピンターンが、好きなステップになっていけたらいいと思います。。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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