動き初めやステップの始めのリードのコツ
社交ダンスのリードは、身体の動きから顔の表情、情緒まで関係しています。ただの手や腕の動き以上にリードには、必要なことがあります。
慎重で気持ちを込めたリードは、単なる手や腕の”位置”の動き以上に大切な部分でもあるということです。
今回のブログ記事では、男性のリードの中でも、リードを伝えるときの「動き始め」のについての重要性に焦点を当て、「動き始め」の重要性をリーダーが相手にどう伝えるかについて書きたいと思います。
体重移動を意識したリード
どこにどのように体重を移動するかによって、リードの伝わり方は大きく変わります。体重移動が伴わないただの手や腕だけの動きでは、相手に伝わりません。
体重移動は、リードの基本であり、フォローしている相手にどの方向に動き始めるのかを伝える重要な役割を果たします。
明確な体重移動を心がけることで、自分のリードが相手に明確に伝わるようになります。
膝とヒップの効果的な使い方
膝を適切に緩めたりヒップを回すことも、リードにおていて重要です。
膝を適切に緩めたりヒップを回すことから連動した自分の手や腕の動きをパートナーに伝えるという意識が大切です。
リードの手や腕大きく動く少し前、つまり実際のリードが始まるわずか前に、膝やヒップが僅かに動くことで、フォローしている女性にリードの始まりの合図を伝えることができます。
これら具体的な手や腕の動きの少し前の小さな動作は、男性のリードの始まりを緩やかに伝えることになます。
この微細な動きは、結果としてフォローする女性の動き始めのタイミングや次のステップを予測することを助けることにつながります。
今回は、男性のリードを改善するための重要なポイントについての話でした。
手や腕だけのリードではなく、体重移動を伴ったリードが大切であること、具体的な手や腕のリードの動きの前に、膝を緩めたり、ヒップを回したり僅かな動きが大切であること。
これらを意識して練習することで、リードの動きをより美しく、スムーズにすることができるはずです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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