力を抜いて、自然体で社交ダンスを踊ろう
今回のブログは、社交ダンスのパフォーマンスが下がる原因として、力を入れすぎることに注意が必要という話です。
何をする場面でも力を入れすぎると、実際のパフォーマンスが下がることは、これまでのいろいろな取り組みの中で経験してきたことだと思います。
それは、スポーツだけでなく、日常のあらゆる活動にも当てはまる原則のようなものだと思います。
スポーツでも社交ダンスでも力の入れ過ぎ
テニスのショットやゴルフのスイングなどのスポーツの場面で、力を入れすぎたことで筋肉が硬くなり、動きが鈍ってしまうのわかりやすいと思います。
社交ダンスでは、良い姿勢やホールドを作る動作や、タンゴのようなキレのある動きを表現しようとする際に、無意識に身体全体に力を入れてしまいがちです。
本来、いい動きやキレのある動作を引き出すには、必要な部位にだけ適切な量の力を入れることが求められます。この点で、特に誤解されやすいのがタンゴです。キレの有る動き、スタッカートな動きで踊る上手な人を見ると、力が入っているように思ってしまうことです。
濡れた手から水を振り払うときを想像してみてください。手首や指の力を抜いて振ることで、指先の水が飛び散るほどの素早い動きになります。タンゴも、力を抜いているからこそ、キレのある顔の向き変えることができます。
社交ダンスでのリラックスの重要性
どの種目でも力を入れすぎると、硬い動きになり、パートナーのリードやフォローの動きを察知する感度が下がります。
特にリードする人が、パートナーの体重移動を感じ取れなくなることが大きな不具合になると思います。
つないでいるお互いの手をきつく握ってしまっていると、なおさら悪い影響がでます。
肩の力を抜き、足首や膝をリラックスさせること。一方で、足の指や、首を持ち上げるような意識、ホールドしてる左肘を美しく保つためには、適切な力が必要です。
力を抜く美しさを感じて
頑張りすぎず、力を抜いて自然体でいること。これが、多くの場面で最良の結果をもたらす秘訣です。
社交ダンスでも、呼吸にも気をつけることや、どの部分にどの程度の力を入れることが適切なのかを試しながら、レッスンでそのコツを学べるといいと思います。
次回のレッスンや練習の際には、「力を抜いて踊る」というポイントを心に留めて、社交ダンスを楽しく踊りましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント