ワルツの回転ステップと腕の意識
ヒロス流社交ダンス上達のコツの話です。今回は、ワルツの回転のステップ時の腕の意識に焦点を当てて書きたいと思います。
ワルツは回転のステップが多いので、踊りやすい回転のコツを知っておくことが大切です。
ナチュラルターンやリバースターンのカウントの123(前半)、123(後半)で、初めの1と次の1の腕の意識を左右変えることで踊りやすくなります。
正しい腕の動き
自分が前進する時、前進のステップをする足と同じ側の腕の動きをしっかりと前進させることです。その逆に自分が後退するときは、後退の1歩目のステップと同じ側の腕を意識してしっかりと後退させることです。
具体的には、男性がリバースターンを踊るとき、初めの1は、左腕をしっかりと前進させることです。次の後退の1は、右腕の後退を意識して女性をリードすることです。
回転のステップにおいて、アクセントがあるカウントの1を、まずは、しっかりと前進、もしくは、後退の意識をもって、足の動きだけでなく、ステップする足と同じ側の腕の動きにも意識することが重要です。
誤った踊り方の注意点
間違った踊り方は、回転のステップの1のとき、ステップする足と反対側の腕を意識してしまうと、しっかりとした、前進や後退の動作ができず、回転しながら、1をステップすることになり、相手や自分の身体を捻ってしまいバランスが崩れてしまいます。
二人での回転ステップのコツ
相手と組んで踊るスタンダードの回転ステップでは、初めの1歩、そのステップする足と同じ側の腕を足とステップする足と一緒にしっかりと前進、もしくは、後退を意識すると回転のステップが踊りやすくなると思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント