「シュッ」「パッ」「ス~」などのオノマトペで踊りを改善
社交ダンスを気持ちよく踊ることや動きの緩急強弱キレを表すためには、「オノマトペ」と言われる言葉を声に出すと良いと思います。
オノマトペは、擬音語・擬声語・擬態語の総称で、音や動き、様子などを声で表現する言葉です。
例えば、ワルツのスイングという動きであれば、「スゥー」と声を伸ばしたり、ルンバやチャチャチャ、タンゴなどのステップの中でのシャープな動きであれば、「シュッ」とか「パッ」という言葉を短くいうことで、言葉に引っ張られる形で、動きが変わることも多いと思います。
社交ダンスを踊るとき、オノマトペを声に出すことで、知識や経験とは違う動きを良くする効果があると感じます。
動きを意識しやすくなる
オノマトペは、動きを音や様子で表現しているので、声に出すことで自分がどのような動きをしているのかを意識しやすくなります。
特に、初心者の方にとっては、自分の体の動きを客観的に捉えることが難しいかったり、カウントだけに合わせた単調な動きになりがちです。
そんなとき、オノマトペを声に出すことで、楽しい動きを感じながら社交ダンスを学びやすくなると思います。
リズム感を養える
オノマトペには、それぞれの雰囲気や抑揚の要素があります。
例えば、「タンゴ」であれば、「タン・タタン・タンタン」などのリズムを声に出すことでスタッカートな足さばきの表現に近づくこともできると思います。
このように、オノマトペを声に出すことで、音楽のリズム感を自然と養うことができます。
表現力が豊かになる
オノマトペは、動きだけでなく、感情や雰囲気なども表現することができます。
例えば、「優雅」な動きであれば、「ふわっ」「ス~」と声を伸ばしたり、「力強い」動きであれば、「ドーン」と力強く発音したりすることができます。
このように、オノマトペを声に出すことで、ダンスの表現力を豊かにすることができます。
もちろん、オノマトペを声に出すことに抵抗がある方もいるかもしれません。そのような場合は、心の中で唱えるだけでも効果があります。
社交ダンスは、音楽に合わせて体を動かす楽しい運動です。
オノマトペを活用することで、より音楽を感じながら、より表現力豊かに踊ることができるようになると思います。
以下に、社交ダンスで使えるオノマトペの例をいくつか挙げてみます。
スイング: スゥー、ふわ~
シャープ: ピッ、シャッ、パン
ルーズ: ユラユラ、ムニュ~、あ~ん
スムーズ: スルスル、サラ~
力強い: ドーン、タン、トン、
軽快: パッ、シュッ、
ぜひ、社交ダンスを踊る際に、オノマトペを活用してみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント