【ヒロス流】社交ダンスがもっと上手くなる「男の潔さ」とは?リーダーの責任論

社交ダンスが上手くなるヒロス流マインドセット「リーダーの責任論」の図解イラスト。ダンスでミスが起きた際、「すべて男性リーダーの責任」と捉えることで得られる2つのメリット(1.パートナーとの調和を守る、2.自分自身のリード技術が向上する)を解説。相手のせいにするNG例と、自問自答して成長するOK例を比較し、大人の社交ダンスの嗜みとしての「潔さ」を提案している。

非言語の会話を楽しむための「マインドセット」

社交ダンスのフロアに立つとき、私たちは言葉を使わずに相手と会話をしています。リードとフォローは、まさに身体を使った「非言語的な対話」です。

しかし、この対話はいつもスムーズにいくとは限りません。意図が伝わらず、動きが止まってしまったり、ギクシャクしてしまう場面は誰にでも訪れます。

そんな時、どう考えれば社交ダンスを長く、楽しく続けられるのでしょうか。

今回は、私ヒロスが長年の経験からたどり着いた、ある一つの考え方をお伝えします。

それは、「上手くいかない時は、すべて男性リーダーの責任にしておこう」という、少し大胆な提案です。

これは単なる精神論ではなく、あなたのダンス技術とパートナーシップを確実に向上させるための戦略的な思考法(ヒロス流考え方)です。

本来は「50対50」のパートナーシップですが

教科書的な定義でお話しすれば、ダンスにおけるリードとフォローの役割は明確に分かれています。リーダーは動きを開始し明確なシグナルを送り、フォロワーはそれに敏感に反応して調和を生み出します。

素晴らしいダンスは、お互いが信頼し合い、流動的な「つながり(コネクション)」を持つことで生まれます。

ですから、本来であればその責任と役割は男女50%ずつであるべきです。

しかし、あえて私はここで、そのバランスを崩して考えることをお勧めします。

あえて「リーダーの責任」と考える2つのメリット

練習中やパーティーで、足が絡まったり、次のステップがわからなくなったりした時。

そんな時こそ、私たち男性リーダーは「今のミスは、自分の責任だ」と腹を括ることです。

これには、大きく2つの理由があります。

1. 女性パートナーとの調和と楽しい時間を守る

ダンスにおいて最も大切なのは、女性パートナーとの調和と、その時間を楽しむことです。

ミスが起きた時、お互いに「あなたが悪い」「いや、君が動かなかった」と指摘し合うのは、楽しいはずのダンスを台無しにしてしまいます。

そこでリーダーが「ごめん、僕のリードが分かりにくかったね」と潔く引き受けることで、女性フォロワーは安心して踊ることができます。

この心理的な安全性が、結果としてリラックスした良いダンスを生みます。

曲が終わり、席に戻る時も、そしてご夫婦であれば帰りの車の中でも、お互いに気分よく会話を楽しめるはずです。

2. 自分自身の「リード技術」を飛躍的に高める

実は、こちらが最も重要なポイントです。

上手くいかなかった原因を「女性が反応してくれなかった」と相手のせいにしてしまうと、そこで男性の技術的な成長は止まってしまいます。

逆に、「伝わらなかったのは、自分のフレームや姿勢、タイミングに問題があったのではないか?」と自問することで、リーダーとしての意識は大きく変わります。

  • 姿勢やホールドは崩れていなかったか?

  • 相手とのコネクションは適切だったか?

  • 音楽に対するタイミングは正確だったか?

こう考えることで、リーダーは「力任せではない、明確なリード」を習得しようとする意識が芽生えます。

悪い技術でのリードは、女性フォロワーにとって踊りにくさや、次のステップの推測に不安を感じさせるものです。

それを改善できるのは、リーダー自身の意識改革しかありません。

「全部、俺の責任!」と言える余裕が、未来のダンスを変える

「今回は僕の責任」としておくことは、単なる優しさではありません。

それは、将来的に自分がより高い技術を身につけ、パートナーと楽しく過ごすための「賢い投資」です。

男性リーダーの皆さんが技術を高め、女性フォロワーがその繊細なリードに安心して身を委ねられるようになった時、社交ダンスは今よりもっと楽しく、自由なものになるはずです。

まずは次回のダンスから、ミスをした時こそ「全部、俺の責任!」と笑顔で言える、懐の深いリーダーを目指してみませんか。

その余裕こそが、大人の社交ダンスの嗜みであり、上達につながると思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。