社交ダンス上達のコツ 言語化すること

感覚や動きを言語化すること

無意識や雰囲気での動きを言葉にして意識すること

社交ダンスの動きは、
前進、後退、回転
ステップ、ウェイトチェンジ
内回り、外回りなど

ステップの種類によってさまざまな動きの
組み合わせになります。

2人一緒にカップルとして
1組として移動していく場面が多いですが

そのカップルを分解すると

相手と組む踊りなので
相手が内回り、自分が外回り
相手が前進、自分が後退

と相手と自分で動きに違いがあります。

カップルダンスなので
相手と自分の違いが一つになることで
カップルとしてのホールドが美しく見えたり
ピクチャーポーズがバランスよくなったりします。

このように前進や後退などの動きの種類だけでなく
足の床への着き方がボールからだったり
トーやヒールからだったり違ってきます。

このような多くの動きやアクションを
正しく行うことで
安全で楽に踊れるようになります。

動きや感覚を言葉にするのは難しいから価値がある

無意識的、漠然と、ある意味自然に動くことで
正しい動きやアクションができればいいのですが

そのレベルに達するまでは

動きや身体の使い方、フットワークを
言葉で言えるようにすることが社交ダンスの上達のコツです。

特に
入門者や初級の段階の場合

ダンスシューズを履いて、ダンスのステップを
覚えようとすると、日常生活ではやらない不自然な動きを
してしまうことがあります。

まねしようと無理した動きが
普通の動きと全く違うギクシャクした不自然な動作に
なってしまうことが多いと思います。

だから

ステップや踊りを覚えるスピードをとてもゆっくりにして
説明を理解するための、レッスン用語、ダンスの用語の意味と
その動作をしっかりと覚えていくことをおすすめします。

見て学ぶことも多いですが
それと同時に
先生や仲間のアドバイスを言葉で聞きながらになる場面が多いです。

その為、動作を言葉で理解してから自分で身体を動かすという順番が
効率的に学ぶためのポイントです。

中級者上級者でも
動きや言葉の言語化は重要です。

今、自分が前進している
次のステップは、自分が外回り、相手が内回り
という動作を心の中で言葉にするだけでも
動きの勢いが変わってきます。

前進、後退、ステップなのか、回転の動きのステップなのか
言葉にしてみると、ステップと回転を混ざった中途半端な動きを
していることが発見できたりします。

相手と意見交換してもっと良い踊りにしていこうという時も
現状の感覚的な問題点を言葉にすることでお互いの
伝えたい内容や現状が理解できるようになると思います。

合意したり、正しい、正しくない ということの以前に
相手の思いと相手が感じている感覚を理解し合うためにも
動作や感覚を言語化して言葉にすることが大切です。

社交ダンスの動きや感覚を言語化するトレーニングを
重ねることで

日常生活でも、ビジネスでも
無意識や感覚をまずは自分の中で言葉にすることで
現状の見える化、問題の明確化につながるはずです。

伝え方、いいかは、話す態度やタイミングも
難しですが、

言語化、言葉にすることが物事をうまく進めるために重要なことだと思います。

社交ダンスで学んだヒロス流考え方の話でした。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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