「自分を責めない」が合言葉。社交ダンスで叶える、心と体が軽くなる生き方

他人の目よりも「自分の時間」を大切にするススメ

社交ダンスのレッスン中や、日々の生活、あるいはビジネスの場面など、私たちは常に誰かと関わりながら時間を過ごしています。そうした中で、気がつけば周りの声や都合に振り回され、自分のことを後回しにしてしまっていることはありませんか。

「本当はこれがやりたいけれど、今は我慢しよう」と自分の気持ちに蓋をしてしまう。

そうやって我慢を重ねることは、協調性がある素晴らしい姿勢に見えますが、知らず知らずのうちに心を疲れさせ、「生きづらさ」を生む原因になってしまうと思います。

これからの人生をより豊かに過ごすために必要なのは、ほんの少しの勇気を出して「自分のための時間」を確保することだと思います。私たちもこのことを意識しています。

今回のブログでは、私(ヒロス)が社交ダンスを通じて感じている、心と体を軽やかに保つためのヒント(ヒロス流考え方)をお伝えします。

「生きやすさ」のカギは、自分を責めないこと

ふとした瞬間に「あの時、ああすればよかった」「もっとうまくできたはずなのに」と、自分を責めてしまうことはありませんか。

真面目で責任感が強い方ほど、反省の気持ちから自分自身を追い込んでしまいがちだと思います。

しかし、この「自分を責める」という行為こそが、メンタル(心)を弱らせ、生きづらさを感じさせる大きな要因になると思います。

後悔や自己否定は、心のエネルギーを奪ってしまいます。

私が常日頃から意識しているのは、「自分を責めることをしない」ということです。

自分に優しく、自分で自分の背中を押してあげる。そうやって自分自身の最高の理解者になることで、不思議と周りの目も気にならなくなると実感しています。

ダンスも人生も同じ。失敗しても自分を責めない

この「自分を責めない」という考え方は、社交ダンスを踊る上でも非常に大切です。

レッスン中にステップを間違えたり、うまくリードができなかったりした時、とっさに「あ、すみません!」「私が悪いんだわ」と縮こまってしまうことはありませんか?

実は、この思考習慣を少し変えるだけで、社交ダンスは、とても楽しくなります。

  • 「間違えても大丈夫」

  • 「今は練習中、成長途中なのだから、できなくて当たり前」

そうやって自分に優しく声を出してあげると、体から余計な力が抜け、スムーズに動けるようになると思います。

自分を責めるのをやめると、心に余裕が生まれます。すると不思議なことに、上半身の余計な緊張が取れて笑顔も増え、音楽や相手との調和を楽しむ「ダンスの本質」に自然と意識が向くようになります。

まずは、踊っている最中の自分自身に対して、優しく接してあげることから始めてみませんか?

自分に優しく、ありのままの自分を受け入れてあげる。そうすることで、家族や日頃一緒に過ごす身近な人へ向けてしまう「厳しい目」も、自然と和らいでいくと思います。

ヒロス流・人生を楽にする「3つの思考法」

社交ダンスのレッスンや私自身の経験からたどり着いた、人生を楽に生きるための考え方があります。それは、上手に賢く「我慢」を手放すことです。

多くの人は、困難に直面したときに「我慢」を選んでしまいがちですが、私は次のように変換することをおすすめしています。

  1. 我慢より「行動」
    悩み続けるよりも、まずは一歩動いてみる。動くことで状況は変わります。

  2. 我慢より「処理力」
    嫌なことを溜め込むのではなく、淡々と「さて、取り組もう」として処理していく軽やかさを持つ。

  3. 我慢より「納得する解釈力」
    起きた出来事を悪い方向に捉えず、「これは自分にとって必要な経験だ」と、自分が納得できる形に解釈を変える。納得感が得られる解釈にする。

これらを実践するためには、自分自身の「好き」や「やりたいこと」を素直に理解している必要があります。

自分の本音に素直に従って行動していれば、結果がどうであれ、後悔することは少なくなると思います。

挑戦してみたいことをちょっと挑戦してみる。行ってみたい、見てみたい、そのために、計画を立てて行動する。ということです。

まずは私たちが楽しみ、その輪を広げたい

私たち(ヒロスとミスズ)が、ヒロスダンススタジオでのレッスンにおいて最も大切にしていること。それは、まず私たち自身が心から楽しむことです。

社交ダンスを教えているとき、また、私たちが踊っているときに、眉間にシワを寄せていては、お客様(生徒さん)に楽しさは伝わりません。

私たちが社交ダンスを自ら楽しみ、心も体も軽く、元気な状態でいること。そのポジティブな空気が、お客様(生徒さん)にも伝わると信じています。

これから社交ダンスを始めようと思っている方も、健康づくりのために体を動かしたい方も、まずは「自分を喜ばせる時間」を作ってみてください。

「自分を責めない」「自分の時間を楽しむ」。 そんなシンプルな心がけひとつで、ダンスのステップも、毎日の景色も、日々の生活も、心軽く、機嫌よく過ごせる時間が増えると思います。

社交ダンスから学んだ、ヒロス流考え方の話でした。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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