社交ダンスのワルツ上達のコツ!知っておきたい「専門用語」

社交ダンスの専門用語の意味を知れば、もっと上達します!

社交ダンスのワルツを、もっと楽に、もっと上手に踊りたい方に、知ってもらいたいことがあります。

それは、「社交ダンスの専門用語」を正しく理解することです。

言葉の意味を正しく理解することで、レッスンでの先生からの説明の理解も深まり、用語の意味を伴った動きは、踊りやすさや上達に直結します。

今日のブログでは、社交ダンスのワルツを踊る上で重要な専門用語を並べていきたいと思います。

普段、何気なく使っている言葉、聞き慣れた言葉でも、「社交ダンスならでは」の意味があることを知ることが大切です。

「日常用語」と「社交ダンス用語」の違いを知ろう!

社交ダンスのレッスンでは、普段、私たちが日常生活で使っている言葉が、「専門用語」として、特別な意味を持つことがあります。

例えば、「向けて」「横へ」「後退」「前進」といった言葉。

日常生活では、単純に「方向」を示す言葉として使われますが、社交ダンスでは、「体のどの部分を、どの方向に向けるか」「体重が乗っているシューズの向きに対して」など日常生活とは、異なる意味を持つことがあります。

こうした、「日常用語」と「社交ダンス用語」の違いを理解しておくことは、正しい用語の理解をする上で、非常に重要です。

ワルツが踊りやすくなる!重要用語

それでは、ワルツを楽に、上手に踊るために、ぜひ知っておいてほしい「専門用語」を、具体的に書いていきたいと思います。

足元から、動きが変わる!

  • フットワーク: 足の動き、使い方、床へのシューズの付き方。
  • ヒール・トー: かかとからつま先へ、またはつま先からかかとへ、体重を移動させる動き。
  • 向けて: 体の向き、足の向きなど、様々な「向き」を指示する言葉。
  • 横へ: 特にシューズの動きでは、体重が乗っているシューズの向きに対して横という意味。
  • 後退: 後ろに下がる動き。前進とは違うイメージと力加減も学びましょう。
  • 前進: 前に進む動き。自分がエンジン!
  • 1/8回転、4/1回転: 回転の角度。特に、外回りのステップが踊りやすくなります。

男女のポジションに関して

  • 顔の向き: 視線だけでなく、顔全体の向きも重要です。
  • プロムナードポジション(PP): 男女がV字型に開いたポジション。慎重な理解が必要です!
  • クローズドポジション: 男女が向かい合って組む、基本的なポジション。
  • 面して: LODなど、目指す向きを理解して、向かい合っている状態。
  • 内回り、外回り: 二人で踊る際の、それぞれの立ち位置、動く方向。深い理解が必要です!

表現力に関して

  • アップ: 上昇する動き。
  • 右スウェー、左スウェー: 体を左右に傾ける動き。大げさにしすぎないこと!
  • ライズ・アンド・フォール: ワルツ特有の上下動。カウントと合わせて深い学びが必要です!
  • ノーフットライズ: 足を使わずに、体幹を使ってライズすること。練習と意識が大事。
  • ブラッシュ: バランスと女性のカウントの理解が大切です。

上級者になったら気にしたい用語

  • ピボット: 片足を軸にして、体を回転させる動き。
  • ピボッティングアクション: ピボットに似た動きで、より高度なテクニック。
  • ホールド: 男女が組む際の、姿勢や腕の使い方。非常に難しいので長期で学ぶ内容です。単に、形を作るだけでなく、力加減が大事です。
  • 相手とのコンタクトの仕方: リード&フォローにおける、力の伝え方、感じ方。難しいですね。
  • 右回りと左回りの移動の軌道の違い: 回転方向による、体の使い方、体重移動の違い。
  • ホールドの切り替え(より安定した、一体感のあるホールド): パートナーとの一体感を高め、より高度な動きですね。

「用語」と「動き」のつながりを学びましょう

これらの用語は、単に「言葉」として覚えるだけでなく、「実際の動き」と結びつけて理解することが大切です。

私たち(ヒロスとミスズ)のレッスンでは、これらの専門用語を、一つひとつ丁寧に解説し、実際に体を動かしながら、その意味を体感していただいています。

良い例と悪い例の比較をしながらレッスンするように意識しています。

用語を「言葉」で理解し、「体」で覚える。

この2つがつながることで、あなたのワルツは、上手になっていきます。

次回のレッスンや練習の際には、このブログを参考に、専門用語を正しく理解し、実際の動きと結びつけて、理解して練習してみてください。

専門用語の理解で踊りやすくしていきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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