「意識」の奥にある、もう一人の「自分」
社交ダンスを踊る時、あなたは、どれだけ「潜在意識」である無意識の部分で、体を動かしているか気づいていますか?
ステップ、カウント、ホールド…、もちろん、これらも大切です。
しかし、あなたのダンスの中には、普段、意識していない「だけど上手にできている踊り」 があります。
私たち(ヒロスとミスズ)が「上手にできているけど注意していることありますか?」と尋ねた時に「特に意識していないです」という回答をいただくことがあり、その時初めて、その上手な理由を私たちから聞くことで納得いただく場面が多いです。
その意識していないけれど上手に踊れているのは、「潜在意識」が働いているからだと思います。
顕在意識、つまり、今まさにあなたが「意識している部分」は、意識全体のほんの一部だと言われています。
一方、潜在意識は、普段は意識していないけれど、心の奥深くに眠っている、これまでのレッスンや経験で身に付けた巨大なデータベースのようなものだと思います。
今回のブログでは、社交ダンスにおける「潜在意識」の役割、そして、それを利用して、あなたのダンスを、さらに上手に、楽に踊る方法について、書いていきます。
社交ダンスで「潜在意識」が活躍する場面
社交ダンスにおいて、あなたの「潜在意識」は、様々な場面で自然と働いています。例えば、
- 何度も練習したステップを、何も考えずに、自然と踊れる
- パートナーの、わずかな動きの変化を察知し、瞬時に対応できる
- 音楽のリズムや雰囲気を、無意識のうちに感じ取り、表現できる
こうした、「意識せずとも、自然とできる」動き、これらは全て、あなたの「潜在意識」の中に、しっかりと入っているということです。
「潜在意識」を信じて、自然に動ける部分に期待すること
自分が知らずにできていること、意識せずにやっているけれど、実は上手にできていること…これらは、あなたがこれまで学んだり、経験を積み重ねた中で蓄積した「潜在意識」です。
そして、この「潜在意識」を、多くすることで、もっと上手に、リラックスして楽しく踊れるようになります。
しかし、潜在意識は、普段は意識していない部分。では、どうやって磨けば良いのでしょうか?
その答えは、「反復練習」「学び」「経験」を重ねることです。
反復練習、学び、経験が「潜在意識」を育てる
- 反復練習によって、正しい動きを、体に染み込ませる。
- 学びによって、ダンスのテクニックや知識理解を深める。
- 経験によって、様々な状況への対応力を身につける。
これらを積み重ねることで、「潜在意識」というデータベースは、どんどん充実していくはずです。
そして、充実した「潜在意識」は、あなたの踊りを、より自然で、より美しく上手な踊りへと、導いてくれると思います。
ただし、潜在意識は、意識的にコントロールすることが難しい部分でもあります。
「自分を無意識に支えてくれる潜在意識を信じて踊る」ことが大切です。
「予測」と「先回り」で、パートナーとの一体感を
社交ダンスを楽しく踊るためには、パートナーとの息を合わせることが重要です。
ホールド、コンタクトを良い状態に保つこともその実現に必要ですが、何よりもリードとフォローが一致することです。
そのためには、お互いの動きを予測し、先回りすることが必要になります。
この「予測」と「先回り」にも、潜在意識が大きく関わっていると思います。
潜在意識からの自然なリードとフォローが行われ、次の動きを察知し、自然とリードやフォローができるようになります。
潜在意識が助けてくれると信じることでリラックスできるので、相手の動きを察知する感度が上がるので、より良い結果につながります。
また、反復練習と多くの学び、そして経験を積むことで、「潜在意識」からの自然な動きになるようにして、カップルバランス、相手と一体感を持って踊れるといいと思います。
潜在意識を味方につけて、リラックスして楽しく踊ろう!
潜在意識は、あなたのダンスを、さらに良くするための、「気づけない力」です。
「反復練習」「学び」「経験」によって、その力を育て、「自分を信じて踊る」ことで、その力を最大限に利用できるようになります。
私たちヒロス&ミスズは、あなたの「潜在意識」を、大きくすることだったり、無意識でできてる上手な部分を言葉として伝えていきます。
実は、すでにたくさん自分の中にある「潜在意識」を活用してけ、もっとリラックスして、もっと楽しく、社交ダンスを踊りましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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