上達だけが目的じゃない!「楽しむ」ために踊ろう
社交ダンスのレッスンや練習に熱心に取り組んでいる方、素晴らしいことです!
新しいテクニックを学び、コツを掴み、上達していく過程は、お客様(生徒さん)自身も、私たちにも大きな喜びをもたらしてくれますね。
しかし、時々味わえる最高の感覚や安定した良い踊りができるようになると、つい、「上達すること」を目的になってしまいがちです。
もちろん、技術を磨き、より美しく、よりカッコよく踊りたいという向上心は大切です。
しかし、社交ダンスの一番の目的は、「楽しむ」ことです。学びと上達が目的となり、本来の目的である「楽しむ」ことを見失ってしまっては、もったいないです。
今回のブログでは、社交ダンスを心から楽しむために、「学び」と「実践(楽しむ時間)」の最適なバランスについて、書いていきたいと思います。
踊りは人それぞれ違う!楽しむことを意識して
社交ダンスは、人それぞれ、楽しみ方も、上達のスピードも違います。
体力や経験、そして、何より「何のために踊るのか」という目的によって、踊りの大きさや、表現するテクニックも変わってきます。
「競技会で勝つため」「健康のため」「仲間と楽しむため」…目的は違っても、根底にあるのは「楽しく踊りたい」という気持ちではないでしょうか?
まずは、「自分なりに楽しく踊る」ことを、大切にしましょう。
人と比べる必要はありません。「自分はこれだけ踊れるようになった!」「今日はこのステップが気持ちよく踊れた!」そんな小さな喜びを積み重ねていくことが、社交ダンスを長く楽しむ大事な秘訣です。
「学び」と「実践(楽しむ時間)」のバランス
「楽しむ」と「学ぶ」のそれぞれの時間を持つようにするといいと思います。
私たちヒロス&ミスズが考えるバランスは、「楽しむ時間」を「学びの時間」より多くとることです。
レッスンや練習で新しいことを学んだら、それを実際に踊って試してみる。そして、できている部分の踊りを、思いっきり楽しむ時間を、しっかりと確保して行きたいと思います。
例えば、レッスンでは、学びの時間が多くなりますが、サークルなどでは、1時間の練習なら、30分は新しいステップの練習、残りの30分は、すでに習得したステップで、自由に、楽しく踊ってみる。そんなイメージがいいと思います。
「遠近」と「強弱」を自分なりに表現すると楽しく踊れます
「自分なりに楽しく、上手に踊れているな~」と感じるためには、何がポイントになるのでしょうか?
私たちヒロス&ミスズは、「カウントに合わせた動きの強弱」と「遠近」が、特に重要だと考えています。
音楽をよく聴き、カウントに合わせて、動きに強弱をつける。そして、ただ動くだけでなく、「遠近」を意識することで、あなたのダンスは、もっと自由に、もっと表現力豊かになるはずです。
「楽しむ」が原点!学びは、そのための過程
社交ダンスが上達するほど、新しいテクニックや、より高度なステップへの挑戦意欲が高まるのは、当然のことだと思います。
しかし、繰り返しになりますが、社交ダンスの最終目的は、「上達すること」ではなく、「自分なりに美しく、カッコよく、楽しく踊ること」です。
「楽しく踊る」という原点を忘れずに、「学び」は、そのための過程(スパイス)として、上手に取り入れていきましょう。
「楽しく踊る時間」、「学ぶ時間」、「経験を積む時間」…この3つをバランスよく配分し、あなたらしい、最高のダンスライフを送りましょう!
私たちヒロス&ミスズは、皆様が、心から社交ダンスを楽しめるよう、全力でサポートしていきます!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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