経験に隠れた「伸びしろ」を発見!あなたのダンスを次のレベルへ
社交ダンス歴10年以上…、長年ダンスを楽しまれているあなたなら、ご自身の「強み」や「こだわり」も明確になり、踊る喜びを存分に味わっていると思います。
しかし、その一方で、「もっと上達したい!」「さらに気持ちよく、楽しく踊りたい!」という、尽きない向上心もお持ちのはずです。
更なる上達への「ポイント」は、あなた自身の中に眠っていると思います。
それは、長年の経験の中で培われてきた、「暗黙知」と呼ばれるものです。
今回のブログでは、私たちヒロス&ミスズが、どのレベルの方でもその方の中に眠る「暗黙知」を言語化し、更なる上達へと繋げるためのコツについて書いていきたいと思います。
「暗黙知」とは?言葉にできない、あなたの「感覚」
「暗黙知」という言葉、聞いたことがありますか?
これは、長年の経験や勘に基づいていて、言葉で説明するのが難しい知識のことです。社交ダンスで言えば、「体で覚えている感覚」と言い換えることもできます。
私たちヒロス&ミスズの中にも、長年の経験から培ってきた「暗黙知」がたくさんあります。例えば、
- 音楽のリズムの感じ方
- 相手の動きを予測するタイミング
- 壁や他のカップルといった空間を把握し、次の動きへ繋げる方法
- リードとフォローで生まれる、言葉にできない「一体感」
- 「ワルツのライズ&フォールのタイミング」
- 「ルンバウォークでの体重移動の感覚」
- 「スピンターンで軸を保つための筋肉の使い方」
これらは、言葉で説明するのは難しいけれど、実際に踊る時には自然とできる、そんな「感覚」です。
そして、あなた自身の中にも、意識していないけれど、確実に「できている」ことが、たくさんあるはずです。
あなたの「暗黙知」を「見える化」するメリット
この「暗黙知」、つまり「無意識にできていること」を意識し、言葉にすることで、様々なメリットが生まれます。
- 上達のスピードアップ: 自分の「感覚」を言葉で理解することで、より効率的に、そして確実に上達することができます。
- 新たな気づきの発見: 言語化することで、今まで気づかなかった自分の強みや、改善点が見えてきます。
- 表現力の向上: 「感覚」を言葉で説明できるようになると、表現の幅が広がり、より深い表現が可能になります。
ヒロス&ミスズ流!「暗黙知」言語化レッスン
私たちヒロス&ミスズは、レッスンにおいて、この「暗黙知」の言語化を特に大切にしています。
例えば、
- お客様(生徒さん)が無意識に行っている良い動きを、具体的に言葉で指摘し、意識化を促す。
- 私たち自身の「感覚」を、できるだけ分かりやすい言葉で説明し、お客様(生徒さん)と共有する。
- お客様(生徒さん)自身が感じている「感覚」を、言葉で表現する練習を取り入れる。
これらの工夫を通して、お客様(生徒さん)自身が「無意識」を「意識」に変え、更なる上達へと繋げられるよう、工夫しています。
言葉にすることで、ダンスはもっと楽しくなる!
リズム感、表現力、動きの強弱、空間把握、相手の動きの感じ方、リードやフォロー…社交ダンスには、言葉で説明するのが難しい「暗黙知」の領域がたくさんあります。
しかし、言葉だけで全てを理解することはできませんし、見ているだけで分かるようにもなりません。
まずは、「自分の中に眠る、言葉にできない感覚」の存在を知ることが大切です。その上で、「感覚を含めた理解」に向けた視点で、学びを深めていきましょう。
すでに10年以上踊っているあなたは、たくさんの「暗黙知」を身につけています。それらを意識し、言葉にすることで、あなたのダンスは、もっと自由で、もっと楽しいものになるはずです!
私たちヒロス&ミスズと一緒に、あなたの「無意識」を「武器」に変え、もっと上手に美しく楽しく踊ることを目指しましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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