難しく見えるステップのコツ ~ 基礎基本の組み合わせ ~
今日は、社交ダンスのステップ習得に悩んでいる方が、安心して上達していける考え方について書きます。
難しく見えるステップも、実は基礎基本の組み合わせたものです。
難しいステップを丸ごと覚えようとするのではなく、もっとシンプルに考えれば、スムーズに覚えることもで、さらに上達できます。
社交ダンスを始めたばかりの頃は、次々と登場するステップを覚えるだけで精一杯だと思います。
特に、複雑な動きや素早い足さばきを見ると、「自分には無理かも…」と不安になってしまうこともあると思います。
でも、大丈夫!
難しく見えるステップも、実はシンプルな基礎基本の組み合わせで構成されていることがほとんどです。
これは、社交ダンスに限らず、日常生活やビジネスにおいても共通する考え方です。
例えば、車の運転を考えてみましょう。最初はハンドル操作、アクセル、ブレーキなど、一つ一つ覚えるのに苦労。でも、慣れてくると、それらを自然に組み合わせながらスムーズに運転できるようになります。
社交ダンスも同じです。基本的なステップや姿勢、ポジションをしっかり身につければ、それらを組み合わせることで、どんなステップにも対応できるようになるのです。
さらに、他の種目と共通している点も意識することで、覚えることは、少なくなります。
ステップ習得のコツ:基礎基本を口に出そう
では、具体的にどのように基礎基本を身につければ良いのでしょうか?
私たち(ヒロスとミスズ)がおすすめしたいのは、「口に出して覚える」方法です。
ステップのカウント、足の動き、ポジションの名前などを、実際に声に出しながら練習してみてください。
1. カウントを口に出す:
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「1, 2, と, 3~」
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「スロー, クイック, クイック」
2. 動作を口に出す:
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「前進~」
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「回転~」
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「後退からPP(プロムナードポジション)~」
このように、動作と言葉を結びつけることで、社交ダンスの専門用語やステップの名前がわかると、それぞれの理解が深まるきっかけにもなります。
上達してくれば、実際に声を出さずに、心の中で言うだけになり、最後には、自然と体が動くようになるはずです。まずは、たくさん声に出して踊りましょう。
3. ポジションとフットワークを確認:
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「クローズドポジション」
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「オープンポジション」
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「アウトサイドポジション」
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「プロムナードポジション」
それぞれのポジションの特徴と正しいフットワークを意識しながら練習しましょう。
うまく踊れなければ、 迷わず基礎基本へ立ち返ること
「どうしてもこのステップが上手く踊れない…」そんな時は、焦らずに基礎基本に立ち返ってみましょう。
問題点を見つけるヒント
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カウントを正確に言えているか?
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フットワークなどの動作を言葉で説明できるか?
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ポジションを正しく理解しているか?
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顔の向きは適切か?
これらのポイントを一つ一つ確認していくことで、自分がどこで躓いているのかが見えてくるはずです。
問題解決へのコツ ~ 基礎基本+目的の明確化
基礎基本を再確認したら、次に「そのステップの目的」を明確にしましょう。
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リードを伝えるためのステップなのか?
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女性を美しく見せるためのステップなのか?
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次のステップへ繋げるためのステップなのか?
目的を意識することで、どの基礎基本を重点的に練習すれば良いのかがより明確になります。
基礎基本は上達に必須
どんなに難しいステップでも、突き詰めれば基礎基本の組み合わせです。
日頃から基礎基本を大切に練習し、ステップに詰まったら迷わず基礎基本に戻る。
このサイクルを繰り返すことで、社交ダンスは、必ずレベルアップします。
私たち(ヒロスとミスズ)と一緒にゆっくり、楽しく、社交ダンスを踊れるようにしていきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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