内回り・外回りで変わる!スタンダードの踊りやすさ
社交ダンスのスタンダード種目を美しく踊るためには、様々なテクニックを知って、練習して、身に付けることが大切です。
特に、内回りと外回りを理解し、練習することは、ステップの質を格段に向上させる重要なポイントです。
今回は、内回り、外回りの基本と、具体的なテクニック、そして意識すべき点について書いていきます。
内回り・外回りの基本
内回りは、体を小さく回転させる動き。小さく、そして柔らかく踊ることが基本です。
一方、外回りは、体を大きく回転させる動き。大きく、そして力強く踊ることを意識しましょう。
内回り・外回りのテクニック例
ワルツのナチュラルターンを例に挙げると、内回りの場合は、ノーフットライズ(かかとを上げない意識)で踊ることで、通常のライズと違う動きが生まれます。
外回りの場合は、135度の回転を、90度(1/4回転)と45度(1/8回転)の組み合わせとして意識することで、正確で美しい回転を表現しやすくなります。
この時、シューズの裏の回転にも意識を向けると、さらにスムーズな動きになります。
シューズの向きにも注目!
内回り、外回りをマスターするには、シューズの向きにも気を配ることも大切です。
足を置く位置が正しくても、シューズの向きが間違っていると、バランスが崩れたり、次のステップへのスムーズな移動が難しくなります。
カウントとフットワークが身についてきたら、シューズの向きを意識した練習にも取り組んでみましょう。
内回り・外回り、そしてステップの繋がり
一つ一つのステップが内回りなのか、外回りなのかを意識することはもちろん、複数のステップを繋げて考えることも重要です。
特に、内回りから外回り、または外回りから内回りに切り替わるポイントを意識することで、よりスムーズで、顔の向きの切替も滑らかになり、上手に踊っている感覚を得やすくなるはずです。
内回り・外回りのコツを知って、練習して、上手になろう
内回り、外回りの基本とテクニックを理解し、練習することで、スタンダードのステップはこれまでと比べてとても踊りやすくなります。
次回のダンスで、ぜひ今回ご紹介したポイントを意識してみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント