リードで変わる!女性の踊りやすさ
ラテンダンスの魅力は、軽快なリズムとバランス良い回転、女性が生き生きと踊っている姿だと思います。
男性リーダーのリードは、女性の美しさ、踊りやすさを最大限に引き出す重要な役割を担っています。
今回は、ルンバとチャチャチャを例に、より効果的なリードのコツ、特に「リードの長さ」について書いていきます。
長すぎるリードにご用心!
リードは、長ければ良いというものではありません。女性のステップの最初から最後まで、すべての動きをリードすれば良いというわけでもありません。
少し、今のリードの意識を振り返ってみてください。ルンバのアレマーナやホッキースティック。リードを感じて女性が動き始めてから、ステップが終わるまで、ずっとリードを続けていませんか?
これが女性の動きを阻害している可能性があります。
効果的なリードの長さとは?
理想的なリードの長さは、ステップ全体の約20%。特に、ステップの始まりでリードを伝えたら、あとは女性の動きを邪魔しないようにしましょう。
次のステップをリードで示したら、あとは女性の動きを邪魔しないように、優しく手を添える程度にしましょう。
女性の回転中は、リードを続けず、女性自身のタイミングとバランスを尊重することが大切です。
回転の終わりで支えるリードを
女性の回転が終わる瞬間に、もしバランスを崩しそうになったら、すぐに支えられるように、リーダーは手の位置でサポートできる準備をしておきましょう。
回転中はリードをせず、見守るような感覚が大切です。
そして、回転が終わった時、もしバランスが崩れていたら、すぐにサポートする優しさを持つことが大切です。女性の安心感に繋がります。
リードは「指示」と「サポート」
つまり、リーダーのリードは、次のステップを「指示」する時と、ステップの終わりで「サポート」する時の2点が重要です。
女性が「次のステップはこれだな」と理解したら、あとは彼女のタイミングとバランスで自由に動けるように、リードする手を添えるだけにしましょう。
短く的確なリードで、女性を目立たせよう!
ルンバやチャチャチャをはじめとするラテンダンスでは、短く的確なリードが、女性の美しさと軽やかさを引き出します。
ご紹介したコツを参考に、リードの「長さ」を意識すれば、女性がより気持ちよく、安心して踊れるようになります。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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