社交ダンスは「木」も「森」も大切に!
社交ダンスのレッスンでは、フットワーク、視線、ホールド、カウントの取り方など、様々なことを学び、練習します。
そして、小さく分解したそれぞれのポイントを丁寧に練習することで、美しいダンスを踊れるようになります。
しかし、部分的な練習ばかりに集中してしまうと、全体の流れやバランスへの意識を見失ってしまうことには、注意しましょう。
木を見て森を見ず…にならないためにという意識です。
今回は、社交ダンスを上達させるために必要な、「全体感」を意識することの大切さについて書いていきます。
部分練習と全体練習のバランス
社交ダンスは、男女それぞれだったり、ステップや動き、身体の使い方の一部分の個々の要素などをバラバラに動かすのではなく、全てが繋がって、ひとつの美しい踊りを作り出すものです。
細かな部分の練習はもちろん大切ですが、同時に、「全体として、どのように動きたいのか?」という視点を持つことも重要です。
特に、
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「うまく踊れない」
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「動きがぎこちない」
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「修正したい箇所がある」
と感じた時は、と感じた時こそ、全体像を把握するように意識してみましょう。
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「全体として、どのように動きたいのか?」
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「相手と組んだ時に、どのように見えるのか?」
この視点を持つことで、どの部分を細かくして学んだり、練習すればいいのかが、わかるかもしれません。
全体感を意識するメリット
全体感を意識することで、
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自分自身の身体の動きを客観的に見れるようになります。
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相手との調和、バランス、位置を意識した動きができるようになります。
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音楽全体の雰囲気を表現した、足の動きではなく、身体全体、カップル全体として、より自然な踊りになります。
日常生活やビジネスにも役立つ「全体を捉える視点」
「全体感」を意識することは、社交ダンスだけでなく、日常生活やビジネスでも役立ちます。
例えば、新しいことや改善を始める時、
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まずは、全体像を把握します。
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仕事を細かなタスクに分解し、一つずつこなしていきます。
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最後に、全体を見直し、最終的な目標達成に向けて取り組む内容を再確認します。
このように、「全体」と「部分」を行き来しながら取り組むことで、より効率的に、そしてスムーズに物事を進めることが行いやすくなると思います。
バランスが大切
社交ダンスは、「部分」と「全体」のバランスが大切です。男性と女性とのバランスも大切です。
一人だったり、カップルで細かなポイントを丁寧に練習しながらも、常に全体像を意識することで、より美しく、調和のとれたダンスを踊ることができるようになると思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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