社交ダンス上達のカギ! スローとクイックを極めよう
社交ダンスのステップを覚える時、必ず出てくるのが「スロー」と「クイック」のカウントです。
最初は、「クイックはスローの半分の時間で、つまり、スローはクイック2つ分!」と教わる方が多いのではないでしょうか?
確かに、基本的にはそれでOKです。
しかし、社交ダンスを始めたばかりの頃は、この「スロー」を意識して、 しっかりと表現することが難しいと感じることが多いように感じます。
クイックの部分は踊れても、スローのカウントでしっかりと踊れていない方が多いように感じます。
特に、ルンバやスローフォックストロットなど、ゆったりとしたテンポの音楽で踊るダンスほど、「スロー」の表現が重要になってきます。
社交ダンス上達のコツは「スロー」の理解を深めること
カウント通り上手に踊れてきたとき、さらに上達を目指すなら、単なる音の長さの違いとして「スロー」と「クイック」を捉えるだけでは不十分です。
上級者は、「スロー」をより丁寧で慎重に表現し、見ている人が「スロー」だと感じるように踊っています。
つまり、「スロー」を意識して、動きに変化をつけることが重要なのです。
ゆったりテンポのダンスこそ「スロー」が重要
ルンバやスローフォックストロットなど、ゆったりとしたテンポの音楽で踊るダンスは、「スロー」の時間が長くなるため、その分だけ表現力やバランスが問われます。
「スロー」の時間を利用して、体のラインを美しく見せる、パートナーとのホールド、カップルバランスなど、様々な表現を再確認してみるといいと思います。
早いテンポのダンスでも「スロー」の意識は重要
ジルバやクイックステップ、チャチャチャなど、早いテンポのダンスでは、「スロー」の時間が短くなりますが、決して手を抜いてはいけません。
クイックの部分には、問題がなく踊れていても、スローの部分では、課題があることが多いです。
スローをしっかりと表現することで、クイックとのメリハリをつけることで、リズムが生まれ、よりキレのあるダンスになります。
「スロー」を視覚的に表現するテクニック
「スロー」と「クイック」の違いを表現する方法は、たくさんあります。
例えば、「スロー」の時は、
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ゆっくりと滑らかな動きを意識する
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体のラインを大きく使う
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目線や表情で表現する
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間を意識する
など、様々なテクニックがあります。
「スロー」と「クイック」を表現できるかが重要なポイント
「スロー」と「クイック」、それは単なる長さの違いではない、という理解が重要です。
踊る時の意識を変えることで、表現力が格段に向上するはずです。
ぜひ、今回の内容を参考に、次回の社交ダンスの際に、カウントのスローではなく、表現や踊り方の違いを意識した踊りを試してみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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