指導者の役割
社交ダンスのアドバイスにおいて、良いところを見つける視点と、修正したほうがいいところを見つける視点の両方を公平に保つことは、とても大切だと感じています。どちらか一方に偏ってしまうと、お客様(生徒さん・仲間・パートナー)が自己肯定感を失ったり、改善意欲を喪失したりする可能性があると思います。
視点のバランス:褒めと修正を併せ持つこと
上級者である踊り手であっても、一部のステップがそのレベルに達していない部分を持っていることがあります。
その部分を見つけることは大切だと思います。
なぜなら、それはその踊り手にとって修正しやすいポイントである可能性が高く、具体的なアドバイスを通して、上達をより効果的にアドバイスできる部分だからです。
一人ひとり違ったアドバイス:個々に合わせた指導
社交ダンスを楽しみ、同時に健康づくりを意識している場合には、踊り手の目的や体力、経験に合わせ、ポジティブな言葉、褒める声がけと改善点のアドバイスをバランス良く行うことが重要です。
特に、健康づくりと趣味のために社交ダンスを楽しんでいる人には、体力や膝、腰への負担、動きの大きさなどに配慮したアドバイスが必要だと思います。
相手の目的と理解度に合わせる:楽しみながらを優先すること
私たち(ヒロスとミスズ)が指導する立場であっても、一緒に楽しむ仲間であっても、相手が趣味として社交ダンスを楽しんでいるのであれば、その人の踊りに対するイメージや体力、経験、目標を丁寧に理解し、それに合わせたアドバイスをしていくことを心がけながら、社交ダンスを楽しんでいきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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