ゆっくりとした動作確認の重要性
社交ダンスの動作を確実に身につけるためには、ゆっくりとした動作での確認が重要です。
通常のテンポよりも、とてもゆっくりとしたテンポの音楽を流して踊ることに挑戦してみてください。
そうすることで、各動作の細かな点、間違っている点、正確な動きを確認しやすくなります。
音楽をゆっくり流すことの利点
自分のカウントでゆっくり動くことも大事ですが、実際に音楽そのものを非常にゆっくりと流している中で踊ることをおすすめします。
自分の声のカウントに合わせて踊ると自分の動きにカウントを合わせてしまうことが発生します。
だから、ゆっくりとしたテンポの音楽を実際に流して踊ることがポイントです。
種目にもよりますが、-8%~-10%ぐらいで流すといいと思います。
体重移動とバランスの確認
ゆっくりとしたテンポの音楽の中で踊ることで、体重移動やバランスの確認ができ、曖昧なカウント、無駄な動き、不正確な足の位置を見つけやすくなります。
自分の踊りの確認だけでなく、私たちの動きを見るとき、二人で踊るときの相手の動きの確認にも、この練習は、役立ちます。
正しい動きを身体に覚え込む
テンポを遅く調整された音楽を流し、さらに、自分の声でカウントを取りながら踊る練習の効果は、動作の確認だけではないです。
ゆっくりと動作を繰り返すことで、正しい動きを身体に覚え込むことができます。
基本動作や正しさを理解できることは、安心して踊ることにつながります。基礎を知っているとか、ゆっくりだったら基礎を大切にした踊りができるという状態になるといいと思います。
ゆっくりとしたテンポの中では、自分の踊りの細かな点まで、集中して確認できることで、細かい動作にも注意が払えるようになります。
全体の動きの質を高める
ゆっくりとしたテンポの音楽の中で踊り、一つひとつの動作を意識して踊ることで、全体の動きの質が高まります。
つまり、ゆっくりとした音楽の中で踊りの確認は、曖昧な部分、間違った部分の確認と、正しい理解の定着と踊りの向上に役立つはずです。
初心者だけでなく、上級者の方も、ゆっくりとした踊りを時々行うことをおすすめします。
ヒロスダンススタジオのレッスンでも、頻繁に実践しています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント