覚えたステップ、パーティーで使える?
社交ダンスのレッスンでは、新しいステップを覚えたり、体の使い方を学んだり…
覚えることがたくさんあって、大変ですよね。
しかし、せっかく覚えたステップも、実際に 「使え」 なければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
今日は、社交ダンスを 「学ぶ」 から 「使う」 へと、意識をシフトすることで、もっとダンスが楽しくなるコツについて書きたいと思います。
「学ぶ」時間と「使う」時間のバランス
社交ダンスを習っていると、どうしても
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新しいステップを覚える
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苦手なステップを練習する
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より綺麗に踊れるように修正する
など、 「学ぶ」 ことに多くの時間を費やしてしまいがちです。
もちろん、「学ぶ」時間も、新しい発見や上達を実感できる、大切な時間です。
しかし、せっかく身につけた技術も、実践の場で 「使え」 なければ、本当の意味で自分のものになったとは言えません。
ダンスタイムは「使う」を楽しむ時間!
ヒロスダンススタジオでは、レッスンの中で、 フリーダンスタイム (ルーティンに関係なく自由に踊る時間)を設けています。
これは、学んだステップやテクニックを、自由に 「使ってみる」 時間。
音楽に合わせて、パートナーと呼吸を合わせ、思い思いにダンスを楽しむことで、レッスンで学んだことが、より深く理解できるようにするためです。
フリーダンスタイムで得られる3つの効果
1. 踊りの幅が広がる!
ルーティン通りに踊るだけでなく、状況に合わせて、ステップを変えたり、アドリブを加えたり…
自由に表現することで、社交ダンスの楽しさを実感できます。
言葉ではなく無言の中のリードとフォローによって、思い通りに踊れないことも多いでしょう。
そんなときには、社交ダンスの難しさを軽い気持ちで楽しんでもらいたいです。
2. 自信に繋がる!
レッスンで習ったステップが、実際に使える!という喜びは、大きな自信に繋がります。
自信を持つことで、表情も豊かになり、音楽に乗った踊りになり、さらにダンスが楽しくなるという好循環が生まれるはずです。
3. 新しい出会いが生まれる!
フリーダンスタイムは、他の生徒さんや初めて出会う人との交流の場でもあります。
様々な人と踊ることで、新しい発見や刺激があり、社交ダンスという共通の趣味の楽しさを実感できると良いと思います。
パーティーでも、笑顔で踊れるように!
「初めての相手と踊るのは緊張する…」
「パーティーで、ちゃんとリード&フォローできるか不安…」
そんな悩みを持つ方もいるかもしれません。
しかし、安心してください!どんな上手な人でも、ちょくちょくつっかかって(つまずいて)います!
日頃から、フリーダンスタイムで 自分が学び覚えたことを「使う」 ことを意識することで、どんな相手とでも、笑顔で楽しく踊れるようになると思います。
上手くいかない経験を重ねることが、上達と成長に向かっていっていることでもあります。
社交ダンスは「学ぶ」と「使う」の両輪で!
社交ダンスの上達には、「学ぶ」ことと「使う」こと、両方が大切です。
レッスンや練習で学んだことを、フリーダンスタイムやパーティーで積極的に「使ってみる」こと、「挑戦してみること」で、技術の向上はもちろん、社交ダンスの楽しさを、より一層実感できるようになると思います。
決まり切ったルーティンを踊るときに、使うことを意識していればいるほど、リードとフォロー、相手の動きを感じやすくなりよりよい踊り、「使える踊り」に進化していくと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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