広く浅く多く、狭く深く少なく:テクニックと知識の追求
社交ダンスにおいて、テクニックと知識の追求には2つの方向性があると思います。
・一つは、さまざまなテクニックや知識を広く浅く学ぶこと。
これにより、様々な種目を踊ることが可能になったり、多くのステップや動きを楽しむことができると思います。
・もう一つは、すでに踊れてるステップや基本動作のテクニックや知識を深く狭く掘り下げること。
これは、既に学んだステップや動きの理解を深め、表面的ではない、基礎的な動きの要素をしっかりと含んだより良い踊りにつながると思います。
ステップの細分化と深い理解はゆっくりと
例えば、すでに踊れるステップをさらに細かく分解し、それぞれの動きの意味や理屈を理解することは、納得感を持って踊れたり、上手に踊れない部分の解決にもつながります。
複雑なステップをより良い踊りにしようと、そのステップを分解すればするほど、基礎基本の動きの修正につながることが多いことも実感できると思います。
ただ多くのステップを覚えるのではなく、それぞれのステップやリードやフォローを含んだ動き一つ一つに込められた意味や感情を理解することで、音楽と相手との動きを調和させるという社交ダンスの本来の楽しさも大きくなっていくと思います。
テクニックと知識:増やすことと深めることのバランス
重要なのは、これら二つのアプローチ、つまり、テクニックや知識を広く浅く多く求めることと、狭く深く少なく踊りの中身を作り上げていくことのバランスを見つけることだと思います。
広い知識を基本としながらも、、特定のステップやテクニックに深い興味を持つことは、社交ダンスの学びのモチベーション維持にも効果があると思います。
レッスンや練習では、これら両方の方向性を意識して取り組むよう心がけてみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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