ワルツのクローズドチェンジ:基本ステップで、もっと自由に、もっと楽しく!
社交ダンス、特にワルツを気持ちよく踊るためには「クローズドチェンジ」を丁寧に練習することが大切です。
一見シンプルなこのステップですが、スタンダードの様々なステップの基礎となる、重要なステップです。
今回のブログでは、ワルツのクローズドチェンジの反復練習の大切さについて書いてきます。
リズムと動きの調和:ワルツの基本を体で覚える
クローズドチェンジは、ワルツ特有の「1, 2, 3」のリズムと、滑らかな上下動「ライズ・アンド・フォール」を理解するための基本ステップです。
クローズドチェンジを正確に踊ることで、ワルツの3拍子のリズム、アクセントの位置、そして音楽との調和を、体で自然に感じ取れるようになります。
重要なポイントは以下の通りです。
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カウント「1」: 前進する足を踏み出す
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カウント「2」: その足に体重をしっかりと移動する
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カウント「3」: 3「さん」の「さ」のライズと「ん」への体重移動とロアー
この一連の動作は、ワルツを美しく踊るための基盤となります。
初心者の方はもちろん、経験者の方も、クローズドチェンジを丁寧に練習することで、理想とする、美しいワルツに近づけるはずです。
特に、カウント3(さん)の「さ」でライズを開始し、「ん」でロアーする動きは特に、丁寧に練習しましょう。
正確なカウントに合わせた、ライズ・アンド・フォールは、難しいステップを踊る際にも、必ず役立つと思います。
パートナーと一緒に:二人で合わせる
社交ダンスの楽しさは、パートナーと呼吸を合わせてタイミングよく踊ることです。
クローズドチェンジは、その一体感を高めるためにも非常に重要なステップです。
大切なのは、ペアで踊る際にお互いの位置関係やタイミングを常に意識することです。
ホールドや体重移動に意識を向けてクローズドチェンジを踊り続ける練習することで、ワルツが踊りやすくなります。
細部への意識が踊りを変える:体で覚えるためのポイント
クローズドチェンジの練習は、
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正しいフットワーク: ヒールから出る前進、トーから出る後退を意識する。
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美しい姿勢: 頭の先からつま先まで、背筋を伸ばし、美しい姿勢を保つ。
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滑らかな動き: 前進時の膝の使い方、回転量、シューズの底の使い方を意識する。
これらの技術は、クローズドチェンジだけでなく、スタンダードの他の種目においても重要です。
細部まで意識向けて練習することで、今までの踊りをより良い踊りにします。
自信をつけるためのステップ
クローズドチェンジを繰り返し練習することで、ワルツのリズムやライズ・アンド・フォールへの理解が深まり、自信を持って踊れるようになります。
カウントとライズ・アンド・フォールを、言葉で説明できるようになると、さらに理解が深まります。
クローズドチェンジだけで1曲を踊り続ける練習は、ワルツの踊りに自信をつける方法になります。
特に新しいステップや難しいステップを練習する際には、基礎となるクローズドチェンジをしっかりと踊れていることが、踊りやすさに繋がります。
社交ダンス上達のために、クローズドチェンジの練習をしましょう
ワルツのクローズドチェンジを丁寧に練習することは、ワルツだけでなく、社交ダンス全体の大きな効果があります。
次回、ワルツを踊る際には、ぜひクローズドチェンジだけで1曲を踊りきることに挑戦してみてください。
一人での練習とパートナーとの練習、どちらも同じくらい大切です。
社交ダンスのワルツが気持ちよく、楽しいものになることを願っています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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