数字のカウントの間に隠れたカウント「&」の存在
社交ダンス・ラテンを踊る際、ステップのタイミングや体重移動を分かりやすくするために、「1, 2, 3, 4」といった数字のカウントや、「スロー」「クイック」といった言葉のカウントが使われます。
しかし、実は、これらのカウント以外にも、重要な役割を担う「&カウント」が存在します。
今回は、この「&カウント」に注目し、ラテンダンス全般における上達のコツについて、私ヒロスのヒロス流社交ダンスのコツとして書いていきます。
「&カウント」って、何?
「4&1」や「&2」のように、数字のカウントとカウントの間に「&」を入れてカウントを数えることは、聞いたことあると思います。
しかし、ルンバであれば、「2, 3, 4」「2, 3, 4, 1」といったカウントで練習することが多いのではないでしょうか?
しかし、音楽に合わせた、より表現力豊かな踊りを目指すなら、「1&2」や「2&3」のように、「&カウント」を意識することが重要です。
「&カウント」で表現力がアップ! チャチャチャのニューヨークを例に
例えば、チャチャチャのニューヨークを例に考えてみましょう。
「チャチャ1, 2」というカウントで踊るよりも、「チャチャ1&, 2」というカウントに合わせて踊ることで、より音楽に合った、そしてキレのあるニューヨークを表現することができます。
「&カウント」を意識することで、自然と「&」の部分の動きにも意識が向き、より細やかな表現ができるようになります。
早い動きも慌てずに
「&カウント」を意識することで、早い動きのステップも、慌てずに、スムーズに踊れるようになると思います。
それは、「&カウント」の部分で、次のステップへの準備をすることができるからです。
カウントの数字に合わせてステップを踏むだけでなく、「&カウント」を使って、次のステップへの準備の動きを行うように意識することで、より音に対して正確になり、踊りやすくなると思います。
「&カウント」で何をするか理解しよう
「&カウント」は、ラテンダンスの表現力とスムーズさを高めるための、隠れた重要なポイントです。
「&カウント」で、どのようなことをどのように動いたらいいのかは、自己練習だけでは、なかなか気づけない部分だと思うので、レッスンを受けて、しっかりと習うことをおすすめします。
「&カウント」を意識した練習を通して、音楽と一体となり、今までより、踊りやすく、音楽にたいしてシャープなラテンダンスを楽しみましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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