踊りやすさを左右するフットワークの重要性
社交ダンスにおいて、踊りの基本となるフットワークの正確さは非常に重要です。
特に、足の使い方において見落とされがちなのが「トー」の部分だと思います。
社交ダンスを踊っている方が、注意を払うことの多い部分は、「ヒールから床に着く」動きや「トーヒール」の動きだと思います。
これらの動きにおいても「トー」の役割は非常に重要です。
今回のブログでお伝えしたいことは、フットワークにおける、「トー」の部分を意識して踊ろうということです。
トーの状態がダンスの質を左右する
ワルツのライズやシャッセなどの動作を行う際、トーで着く部分や、両足が揃ったトーの部分では正確なトーの状態になることが重要です。
また、トーで着いたり、トーの状態の完成度により、そのステップの動きの良し悪しを大きく左右します。
例えば、トーが正しくない場合、移動距離が短くなったり、ロアーの雰囲気を表現しにくくなります。
正しい理解でのトーの状態は、踊りやすくするためのフットワークの効果だけでなく、上半身のストレッチ感を表現するために重要です。
トーの状態における注意点
足のトーの位置をチェックする際には、足首の動きだけでなく、膝や上半身の動きも一緒に考慮することが重要です。
トーの時に、膝が適切に曲がっているか、そして上半身が適切にストレッチされているかも合わせて確認してみてください。
足首から下のトーの状態とは、膝の曲がりの状態、上半身のストレッチの状態というこの３つのことをセットにした動作を意識するようにしましょう。
効果的なトレーニングのすすめ
ヒールがしっかりと上がり、膝も適切に緩み、上半身を広々と見せるストレッチ感をセットにした、トーを意識した練習を行うことで、社交ダンスの質が向上するだけでなく、より踊りやすい状態を作ることができます。
「ヒールから」「トーヒール」ということだけでなく、定期的に「トー」の足の動きをチェックし、調整していくことも忘れないようにしましょう。
社交ダンスのスタンダードを踊りやすくする「トー」のポイントを次回社交ダンスを踊るときに確認していただき、しっかりとトーを表現することで、社交ダンスの踊りが良くなることを感じてもらいたいです。
社交ダンスは、とても小さな調整で、大きな違いを生みだし、とても踊りやすくなることも多いです。
小さな調整は、難しいことが多いと思いますが、まずは、このブログを通じて、「トー」の部分の総点検をしてみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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