社交ダンスの「恥ずかしい…」を乗り越えて、心から楽しむためのヒント

ダンスフロアのドキドキ、あなただけじゃない!初心者時代の「あるある」と克服法

ヒロスダンススタジオのヒロスです。3,641回目のブログを書きます。

今回のブログの内容を音声にしました。ラジオのようにお楽しみください。

社交ダンスを始めたばかりの皆さんが感じやすい「恥ずかしさ」。

今日は、その気持ちに寄り添い、どうすれば乗り越えてダンスを心から楽しめるようになるのか、具体的なヒントをお届けします。

初心者の方なら「うんうん、わかる!」と共感できるポイントがたくさんあるはず。

経験者の方は、ご自身が歩んできた道のりを思い出し、初心者の方へ温かい眼差しを向けるきっかけになれば幸いです。そして、ご自身の成長を改めて実感し、さらにダンス愛を深めていただけたら嬉しいです。

社交ダンス初心者が「恥ずかしい…」と感じる瞬間、ありませんか?

社交ダンスの世界へようこそ!キラキラしたフロア、素敵な音楽、そして優雅に踊る人々…。

でも、いざ自分が踊るとなると、こんな場面でドキッとしたり、顔が赤くなったりした経験はありませんか?

  • 「周りと比べて落ち込んでしまう…」
     フロアで他の人がスイスイと軽やかに踊っているのに、自分はまだ基本のステップもおぼつかない…。
     そんな時、「私、ぜんぜん踊れない…」と不安になってしまうこと、あるかもしれませんね。
     特に、周りが華麗なルーティンを踊っている中で、自分だけシンプルなステップを練習していると、なんだか余計に目立っているような気がして恥ずかしくなることもあると思います。

  • 「しまった!ステップ、間違えちゃった!」
      グループレッスンやサークルで、みんなで一緒に踊っている最中に、うっかりステップを間違えてしまったり、次の振り付けが頭から飛んでしまったり…。
     その瞬間、「あぁ、やってしまった!」と顔がカッと熱くなるような経験は、初心者なら誰しも一度は通る道だと思います。

  • 「見られているかも…」というプレッシャー
     「きっと『始めたばかりなんだな』って思われているんだろうな…」「みんなにジロジロ見られている気がする…」そんな風に感じて、緊張してしまうこともあると思います。
     間違えたらどうしよう、というプレッシャーが、さらに恥ずかしさを増幅させてしまうこともありますね。
     でも、ご安心ください。周りで見ている経験者の多くは、「社交ダンスの仲間が増えた!」と、実は感謝にも似た温かい気持ちで見守っているものです。

  • 理想と現実のギャップにちょっぴり気まずさ
     頭の中では、映画のワンシーンのように「優雅に、軽やかにダンスを踊る自分」を想像していたのに、ふと鏡や動画で自分の姿を見たら「あれ…?思っていたのと全然違う…」なんてことも。
     理想と現実のギャップに、少しだけ気まずさを感じてしまうかもしれません。
     これは、上級者の方も、同じ感覚を今でも、もっていることが多いです。

  • 慣れない動きや表現への戸惑い
     パートナーとしっかりとコンタクトを取りながら踊ること、音楽に合わせて感情を込めて身体を動かすこと…。
     社交ダンス特有の動きや表現に慣れていないと、最初は少し抵抗を感じるかもしれません。「普段の自分とは違いすぎる…」と、恥ずかしさが込み上げてくることもあると思います。

  • 「間違えたら恥ずかしい」という思い込み 
     ステップを間違えること自体に強い抵抗を感じ、「人前で失敗したくない!」という気持ちが先に立ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。そうなると、ダンスフロアに立つだけでドキドキしてしまいますね。

「恥ずかしさ」は上達のブレーキかも

 この「恥ずかしさ」という感情は、時にダンスの上達を少しだけ妨げてしまうことがあります。

せっかく始めたのに、やめてしまう原因になること場合もあります。

緊張すると体が思うように動かず固まってしまったり、頭が真っ白になって覚えたはずのステップが出てこなくなってしまったり…。

この気持ちは、社交ダンスを始めたばかりのほとんどの方が経験する、ごく自然な感情です。あなただけが特別に感じているわけではないです。

「恥ずかしさ」を自信に変える!乗り越えるための5つの考え方

では、どうすればこの「恥ずかしさ」という壁を乗り越えて、社交ダンスを心から楽しめるようになるのでしょうか?
 ヒロスダンススタジオのヒロスとミスズが、あなたの背中をそっと押すための具体的な考え方を5つご紹介します。

考え方1:「間違いは上達への近道」と心得るべし!

ステップを間違えることを恐れないでください。

「あ、こうすると上手くいかないんだな」「次はこうしてみよう」と、一つ一つの間違いが貴重な学びとなり、あなたを確実に成長させてくれます。

その場で踊っている誰もが、最初は同じようにたくさんの間違いを経験しながら、少しずつ上手になってきたんです。

考え方2:自分のペースを何よりも大切に

周りの人の進み具合と自分を比べる必要は全くありません。

ダンスは、誰かと競うものではなく、自分自身が楽しむものです。

一つ一つのステップを丁寧に覚え、昨日よりも今日、今日よりも明日と、少しずつ自分の身体に馴染ませていく過程そのものを楽しんでください。

焦らなくても大丈夫。初心者のうちは特に、踊った時間に比例して必ず上達を実感できるはずです!

考え方3:どんな小さな「できた!」も喜び、自分を褒めよう

「初めてワルツのナチュラルターンがスムーズにできた!」「あのサンバのステップ、昨日よりリズムに乗れてるかも!」そんな風に、どんなに小さな進歩でも良いので、自分で見つけて大いに喜び、自分自身をたくさん褒めてあげましょう。

小さな成功体験の積み重ねが、やがて大きな自信へと繋がり、いつの間にか恥ずかしさも薄れていくはずです。

考え方4:「見られている」を「応援されている」にポジティブ変換!

レッスン中、他の生徒さんや先生に見られていると感じる時、実はみんな「一緒に頑張ろうね!」「社交ダンスを長く続けられるといいね!」「この楽しさを早く知ってほしいな」という温かい気持ちで見守っていることが多いです。

あなたを批判的な目で見ている人なんて、きっといません。

みんな、あなたの挑戦を心から応援しています。特に初心者やベテランに囲まれた際には、周りは、温かい目で見守ってくれていると信じて、リラックスして踊りましょう!

考え方5:理屈は後から!まずは「楽しむ」が最優先!

難しく考えすぎず、まずはダンスの音楽に乗って、身体を動かすこと自体を思いっきり楽しんでみてください。

最初はぎこちなくても、ステップがおぼつかなくても、笑顔で楽しそうに踊っていれば、それだけであなたは十分に素敵です!「楽しい!」という気持ちが、何よりも上達へのエネルギーになります。

この記事が、あなたの「恥ずかしい」という気持ちを少しでも軽くし、社交ダンスをより一層楽しむための一助となれば幸いです。

ヒロスダンススタジオは、あなたのダンスライフを心から応援しています!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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