情報過多を避けた社交ダンスを踊ろう

 いつもの場所でいつものステップ:リラックスして心身の健康のために踊ろう

社交ダンスは、楽しみながら心と体の健康を維持できる素晴らしい運動です。

しかし、新しいステップや複雑な動きへの挑戦が中心になりがちです。

今回は、自分が慣れているステップを踊ることで、自分の身体もリラックスでき、脳も身体もリフレッシュできるということをテーマに書きたいと思います。

 


慣れたステップで踊るメリット

社交ダンスの慣れたステップを繰り返すことには、無駄な力がぬけてバランスよく踊れたり、あれこれ考える脳のストレスも減り、心身ともに良い影響があると思います。

一方で、新しいステップや難しいステップばかりの踊り続けると、脳が疲労し、集中力やバランス感覚が低下することがあります。

慣れたステップを同じ場所で繰り返すことで、脳をリラックスさせ、バランス良く踊れます。

これにより、自分らしい踊りと安心した踊りになると思います。

 

慣れたステップで脳のリラックス効果

慣れたステップを繰り返すことで、脳は単純な動作に集中でき、これによりリラックスできると思います。

あれこれ思い出したり、気をつけたりするための多くの情報を脳で処理する必要がなくなるからです。

いつもの場所で、決まりきったいつものステップとステップの順番で踊ると、脳が休息し、ストレスを解消する助けとなるはずです。

さらに、このリラックス状態は、気分転換、リフレッシュ効果もあると思います。

 

予測できる踊りでバランス感覚の強化

同じステップを繰り返すことは、身体のバランス感覚を向上させる効果もあります。

特に、同じ場所で同じステップを繰り返すことで、脳の空間認識能力によって、次のステップだけでなく、次の次のステップを予測できます。

前進後退、回転などの動きが意図的に自分自身でコントロールでき、これがそれぞれのステップのバランス感覚を磨けると思います。

 

全ての社交ダンサーにやってもらいたい

慣れたステップのダンスは、決して退屈な時間ではありません。

新しいステップや新しいルーティンを次々と挑戦することは、大変です。

もちろん、基礎的な動きがきちんと身についていれば、ステップそのものを覚えるだけで済みます。

しかし、フットワークやラインズアンドフォール、リードやフォローの基本的なテクニックやアクションが身についていないままでは大変です。バランスも崩れ、脳も疲労するようでは、音楽も聞けずますます踊りづらくなってしまいます。

自分のレベルを上回るステップは、挑戦する範囲を少なめにして、ゆっくりと、学んでいくことをおすすめします。

いつもの場所で、いつものステップを踊ることで、自分も相手の脳もリラックスさせ、バランス感覚を向上させることが可能だと思います。

あれこれ注意したり思い出したりという能で処理する情報量を減らした状態で踊ることと、次の次のステップまで予測しながら踊ることで、リラックして良い踊りができます。

次回、社交ダンスを踊るときには、慣れたステップで踊ってみて、その効果を体感してみてください。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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