相手が踊りやすいリード＆フォロー：まずは「自分磨き」をしよう

リードとフォロー、どちらが大切？

社交ダンスは、二人で息を合わせて踊るパートナーダンス。

息の合った美しいダンスを披露するために、リードとフォローの役割は、どちらも欠かせません。

「どうすれば相手をリードできる？」

「どうすれば上手くフォローできる？」

社交ダンスを習い始めたばかりの頃は、どうしても相手に意識が向きがちです。

しかし、本当の意味で、心地よく、そして魅力的なリード＆フォローを生み出すためには、 まずは自分自身の技術を磨くことが何よりも大切 です。

「相手がリードしてくれないから上手く踊れない…」

「フォローが難しい…」

社交ダンスを習っていると、そんな風に感じてしまうこともあるかもしれません。

もちろん、リードとフォローは二人で作り上げていくものなので、相手への配慮やコミュニケーションも大切です。

しかし、上達のためには、 「相手が…」ではなく、「自分が…」という視点を持つ ことが上達と成長へのコツになります。

では、具体的にどのように自分自身と向き合えば良いのでしょうか？

それは、 「リード役」「フォロー役」として、自分の動きを客観的に見つめ直すこと です。

まずは、鏡や動画などを活用して、自分自身の動きをチェックしてみましょう。

そして、もし相手が踊りづらそうにしていたり、ミスが起きた時には、まず

「自分のリードは適切だったか？」

「自分のフォローは的確だったか？」

と、自分自身に問いかけてみることが大切です。

ほんの小さな意識であって、「相手のせい」にしてしまっては、なかなか上達には繋がりません。

相手を変えるよりも、まずは自分自身ができることを追求し、技術を磨くことに集中しましょう。

自分自身の動きが正確で、安定していれば、おのずと相手に伝わる情報もクリアになり、結果的に相手にとって踊りやすいリード＆フォローに繋がります。

逆に、自分自身の技術が未熟なままでは、相手に的確な情報を伝えることができず、二人の息が合わず、気持ち良く踊ることは難しいでしょう。

リードとフォローは、お互いを思いやる気持ちの上に成り立つものです。

相手への思いやりを忘れずに、そして、自分自身の技術を磨き続けることで、より一層、社交ダンスの楽しさを実感できるはずです。

あなたも、本当の意味で相手を輝かせる、自分が納得し、相手が気持ちよく踊れるようなリーダー＆フォロワーを目指していきましょう。

「相手が…」ではなく「自分が…」という視点は、社交ダンスだけでなく、様々な場面で活かせる考え方だと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。