ルールと個人スキルの向上だけではダメ

社交ダンスは事前の会話の場の読みも大事

社交ダンスの難しさは
教科書通りの踊りと個人のテクニックの
向上だけでは楽しく踊れないと思います。

・踊るまでの相手との会話
・踊る場の雰囲気に合わせた踊り

にも意識を向けておくことが大切です。

競技目的ではない社交ダンスだからこそ

◆踊るまでのプロセスや場の雰囲気を見る意識が大切です。

踊るまでのプロセスでは
相手の経験、体力や踊りの目的を
事前に共有しておくことが大切です。

大きく踊ったり、踊り慣れていない種目で難しいステップを
リードしたりすることは、相手の楽しみを減らしてしまいます。

たま~に踊っている人には、優しいステップ。
運動目的の人には、たくさんのダンスタイム。
踊り慣れていない人には、次のステップの声がけ。

そんな配慮に気づくけるためにも
踊る前のプロセスを大切にしたいですね。

もう一つの場の雰囲気に合わせた踊りについてです。
・混雑具合やスペースに合わせて
 踊りの幅を小さくすることも重要です。

周りが競技選手ばかりなら、
お互いに対応できることも多いと思いますが
そうではない場合
踊りを小さめにしたり、ピクチャーポーズをやる位置に
配慮したりすることが必要です。

静かに穏やかに踊っている中
競技会の練習のような踊りをすることも避けた方が安全です。

趣味と遊び、健康づくりのために社交ダンスを踊っている”場”
のときには、小さく弱く踊ることです。

ただ、ここで大変なことは、

ゆっくり穏やかに踊る中で
上手に見せたり気持ちよく踊るためには、

・小さいステップは、より小さく踊ったり
・近いところは、より近く踊ったり
・弱く踊るとことは、より弱く踊る

ということが必要です。

それには技術を持っている必要があります。

穏やかに静かに踊る場の中でも
コントラスト(動きの強弱や大小)を見せるために
普段の踊りでも
・小さいステップは、小さく
・相手と近いところは、近く
・ゆっくりなところは、ゆっくり
ということを意識してテクニックを磨いておくと良いと思います。

大きく、強く、広く踊るよりも
小さく、弱く、近く踊ることの方が技術的に難しいことが多いと思います。

普通に踊るときでも、これを意識してコントラストがある踊りは
上手に見えて、気持ちよく踊れます。

2人で踊る社交ダンス
特に、趣味と遊び、健康づくりのための社交ダンスでは

教科書通りだけを求めたり
個人プレーになりすぎないで

踊るまでのプロセスと場に合わせた踊りを意識しておくことで
より楽しく気分良く社交ダンスを踊れると思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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