社交ダンスの本質を見直す
社交ダンスは、パートナーとの調和や美しいカップルバランスを目指すものでもあります。
しかし、その過程でしばしば見落とされがちなのが、音楽との調和です。
多くの場面で、相手の動きを気にしすぎていたり、合わせることに集中し過ぎて、音楽のリズムやメロディを感じることをおろそかにしているように感じます。
今回のブログでは、音楽に合わせることの重要性、リードやフォローも、音楽に合っていると踊りやすくなるということを書きたいと思います。
音楽への集中を失ったダンスの現状
社交ダンスにおいて、男女がリードとフォローの関係にありながらも、音楽との調和を第一に考えることを忘れられているのではないか、と感じることがあります。
特に女性が、男性のリードに意識を向け過ぎる傾向にあると思います。その結果として音楽のリズムを感じることが後回しになっています。
社交ダンスは、二人で一つのステップやポーズを行うものですが、その基盤となるのは音楽です。
音楽に合わせることを最優先に置き、それに基づいてリードやフォローのタイミングを調整することが、より調和のとれた踊りやすく、息のあった楽しい踊りになると思います。
音楽との調和、自分で動き踊るための練習方法
音楽に合わせた動きとリズム感を身につけるには、最初に自分の身体を、音楽のリズムに沿って動かす練習時間を作ることが大切です。
シャドーで踊ったり、小さくステップしたり、組んで踊る練習時には、相手とのホールドを軽く保ち、リードやフォローに意識を向ける前に、音楽のリズムに身を任せることを心がけましょう。
この練習により、自分の体重移動や回転を、音楽に自然と身体を合わせる感覚を身につけることができます。
パートナーと組んでいる際も、最初に重視すべきは、各自が音楽に合わせたステップと表現を行うことです。そうすることで、リードやフォローのタイミングが自然に一致するようになります。
社交ダンスにおける音楽の役割は、楽しむことと、踊りを合わせるためだと思います。
音楽との調和こそが、社交ダンスを楽しく踊る最優先の要素です。
相手に合わせることも重要ですが、それよりも、まず、まず各自が音楽に合わせることの重要性を再認識することが大切です。
種目ごと違う特徴もつ音楽と共に、そして相手と共に踊ることの喜びと楽しさのために、音楽との調和を常に意識しましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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